スプレッドシートのIFERROR関数の使い方を紹介!

スプレッドシートのIFERROR関数の使い方を紹介!

スプレッドシートを使用していて、数式を入力したら結果にエラーが表示されてしまうシーンもあるかと思います。エラーを表示させたくない場合は、IFERROR関数を併用してみましょう。この記事では、スプレッドシートのIFERROR関数の使い方をご紹介しています。


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  1. スプレッドシートのIFERROR関数の使い方

Googleスプレッドシートを使用していて、数式を入力したら結果にエラーが表示されてしまうシーンもあるかと思います。シート内でオートフィルをかけた際に、数式自体には問題はないけれど特定の参照セルが空欄のためにエラーが返ってきてしまうといったケースは珍しくありません。

エラーを表示させたくない場合は、IFERROR関数を併用してみましょう。この記事では、スプレッドシートのIFERROR関数の使い方をご紹介していきます。

スプレッドシートのIFERROR関数の使い方

それでは、スプレッドシートのIFERROR関数の使い方を説明していきます。まずは、IFERROR関数の数式から説明していきます。。IFERROR関数の数式は、「=IFERROR(値,エラーが起きた場合の値)」となります。第1引数の「値」で、エラーなのかどうかを確認したい数式・セル参照を指定します。こちらの引数は必須です。第2関数の「エラーが起きた場合の値」で、「値」がエラーだった場合に返す値を指定を行います。

C12セルに「=VLOOKUP(C11,B3:E9,2,0)」と入力
実際に、スプレッドシートでIFERROR関数を使用してみましょう。画像の例では、表内から「No」が「107」の人の名前をVLOOKUP関数で調べようとしています。C12セルに「=VLOOKUP(C11,B3:E9,2,0)」と入力しています。
「#N/A」エラーが返っている
しかし、表内に「No」が「107」のデータは存在しません。よって、「#N/A」エラーが返ってしまいます。もしここで変える値をエラーではなく空白にしたり、別の文字列に変更したいという場合はIFERROR関数の出番です。
C12セルに「=IFERROR(VLOOKUP(C11,B3:E9,2,0),"")」と入力
C12セルの数式を修正して、「=IFERROR(VLOOKUP(C11,B3:E9,2,0),"")」としました。エラーが起きた場合に表示される値は、「""」とすることで空白にしています。
空白の表示が返った

IFERROR関数とVLOOKUP関数を併用した結果、表内に「No」が「107」のデータはありませんでしたが「#N/A」エラーは返らずに空白の状態にしています。このように、IFERROR関数を使用すればエラーの代わりに空白や文字列を表示させることができますよ。以上が、スプレッドシートのIFERROR関数の使い方の説明となります。


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