Windows10のDVD再生の無料ソフト「VLCメディアプレイヤー」で快適に動画再生できる!

Windows10のDVD再生の無料ソフト「VLCメディアプレイヤー」で快適に動画再生できる!

Windows10のPCでDVDの動画再生をしたい場合はどのソフトを利用すれば良いのでしょうか? 今回はWindows10でDVDを安全に再生できるフリーソフト「VLCメディアプレイヤー」の使い方、実際に使ってみたレビューなどをご紹介します!


目次[非表示]

  1. Windows10のDVD再生の無料ソフト「VLCメディアプレイヤー」
  2. VLCメディアプレイヤーで動画を再生する方法
  3. VLCメディアプレイヤーのメリットは?
  4. VLCメディアプレイヤーのデメリットは?
  5. まとめ

Windows10のDVD再生の無料ソフト「VLCメディアプレイヤー」

Windows10にはDVD再生プレイヤーが搭載されていない

「Windows10のパソコンでDVDを再生したい!」と思った時、どのソフトウェア(再生プレイヤー)を利用したら良いのでしょうか?

有料のソフト「Windows DVDプレイヤー」の購入画面
結論からお伝えすると、残念ながらWindows10には初期機能としてDVDを再生することのできるプレイヤーは搭載されていません。

新たにマイクロソフトが提供するDVDプレイヤーを利用する場合は有料のソフト「Windows DVDプレイヤー」を別途購入する必要があります。

お金は掛かりますが純正品なので「Windows DVDプレイヤー」も安全に利用することができますが、「お金をかけずにDVDを視聴したい!」という方はフリーソフトとして提供されているメディアプレイヤーを利用するという方法があります。

無料で利用できる再生ソフト「VLCメディアプレイヤー」

今回ご紹介するソフトウェア「VLCメディアプレイヤー」はオープンソースプロジェクトと言って多くの開発者によって改良が進められているソフトウェアです。

DVDの再生機能も、こちらの再生プレイヤーをダウンロードすることで無料で利用することが可能です。

本記事ではVLCメディアプレイヤーの使い方や、実際に使ってみた感想(レビュー)などをご紹介します!

VLCメディアプレイヤーで動画を再生する方法

以下では実際にVLCメディアプレイヤーの初期設定から動画を再生するまでの手順を確認してみましょう。

プレイヤーのダウンロード

VideoLANのサイト
まず下記のVideoLANのサイトからプレイヤーをダウンロードします(フリーソフトなので無料で利用できます)。
VideoLANのホームページ

※広告などからVLCメディアプレイヤーを語ってダウンロードを促すマルウェア(ウイルス)なども存在しています。ソフトウェアのダウンロードは必ず公式サイトから行うようにしましょう。

VLCメディアプレイヤーのインストーラ
ダウンロードしたファイルを開き、セットアップを実施します。
VLCメディアプレイヤーを起動
ダウンロードが完了したら、プレイヤーの画面が起動します。

動画を再生する

プレイヤーの再生ボタンを押す
では実際にVLCメディアプレイヤーで動画を再生してみましょう。

再生したいDVDをパソコンに挿入し、プレイヤーの再生ボタンを押します。
ディスクの項目の「ディスクデバイス」にDVDの情報が表示
「メディアを開く」というポップアップが表示されました。

ディスクの項目の「ディスクデバイス」にDVDの情報が表示されています。こちらを確認したら「再生」をクリックしましょう。
DVDの再生が始まる
DVDの再生が始まりました。

VLCメディアプレイヤーのメリットは?

メリット①無料で利用できる

VLCメディアプレイヤーを利用するメリットは、何と言っても無料でダウンロードすることができるという点です。

VLCメディアプレイヤーのレビューを調べてみると、「動作が軽くて使いやすい」という声や「対応形式が多くて便利」などの良い評判(コメント)が多く残されています。

詳しくは後述しますが、使い勝手の良さや機能性の高さについては無料版とは思えない品質と言っても過言では無いでしょう。

メリット②機能がシンプルで使いやすい

VLCメディアプレイヤーの操作画面
プレイヤーの画面を見れば分かる通り、VLCメディアプレイヤーの機能(操作方法)は非常にシンプルです。

再生から停止までのボタンのほか、ループ再生などの機能もプレイヤー下部に表示されているツールバーから簡単に行うことができます。

簡単な操作でサクサクDVDを視聴したい方におすすめのメディアとなっています。

メリット③再生ファイルの種類が多い

VLCメディアプレイヤーではMPEGやWMVなどの動画ファイルからMP3などの音声ファイルまで、多くのファイルの再生に対応しています。

DVD以外のファイルの再生にも利用できるため、パソコンに入れておけば何かと便利なソフトとなっています。

VLCメディアプレイヤーのデメリットは?

デメリット①文字化けすることがある

VLCメディアプレイヤーを使って日本語の字幕を表示させた場合、ファイルの種類やスペックなどによって稀に豆腐化(文字の羅列が「□」の記号に代わってしまうこと)などの文字化けが発生することがあります。

字幕フォントの設定画面はプレイヤー上部の「ツール」から「設定」を選択
文字化けのトラブルが発生してしまった場合はプレイヤーの字幕フォントを変更してみましょう。

字幕フォントの設定画面はプレイヤー上部の「ツール」から「設定」を選択します。

設定画面が表示されたら「字幕」の項目からフォントを変更します。

初期設定は「Arial」になっていますが、「メイリオ(Meiryo)」や「MSPゴシック」などの日本語に対応しているフォントに変更してみましょう。

デメリット②随時アップデートを行う必要がある

VLCメディアプレイヤーはオープンソースプログラムとしてリアルタイムで開発が行われているソフトウェアになります。

基本的な機能はプレイヤーに付属していますが、ニーズに応じて拡張機能のダウンロードなども可能です。

一方(どのソフトウェアにも当てはまるものではありますが)随時アップデートが実施されるため、逐一更新の作業を実施する必要があります。

アップデートに伴い改善されて行く機能もありますので、利用する際はぜひ最新バージョンをダウンロードするようにしましょう。

まとめ

今回は無料で利用できる再生ソフト、VLCメディアプレイヤーの使い方を紹介しました。

Windows10では残念ながら搭載されなくなってしまったDVDプレイヤーを無料で利用できる非常に便利なツールとなっています。レビューなどからもユーザーからの評判の高さを伺えます。

DVDの視聴以外にも、音楽ファイルの再生やURLから取り込んだ映像ファイルの再生などにも対応していますので、皆さんも規定の再生プレイヤーとしてぜひ利用してみてくださいね。


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