Windows10のゲームモードとは?
Windows10では、パソコンのゲームを遊ぶ時に「ゲームモード」という機能を使ってゲームを快適に遊べるようにすることができます。
ゲームモードは、ゲームプレイを快適にするだけでなく、ゲーム中のCPUやGPUの使用率のチェックやゲームの配信・録画・画面のキャプチャ、音量調整をすぐに行うこともできますよ。総じてゲームプレイ中に便利な機能が揃っています。
この記事では、ゲームモードを有効・無効にする方法と、実際にゲームモードをオンにした場合の動作についてご紹介しています。
Windows10のゲームモードの有効・無効の設定方法
それでは、Windows10のゲームモードの有効・無効の設定方法を説明します。
Windows10のゲームモードの効果は?重い?
Windows10のゲームモードの効果はあるのかどうかを、PCのスペック「CPU:Intel(R) Core(TM) i5-9600K CPU @ 3.70GHz・メモリ:16GB・グラフィックボード:GeForce GTX 1060 6GB」で試してみました。
Microsoft公式の説明文によると「特定のゲームやシステムに応じて、より安定したフレームレートを実現します。」とのことですが、フレームレートに余裕がある環境では比較するほどのパフォーマンス変化はないのかもしれません。
ただ、説明文には「Windows Updateにより、ドライバーのインストールと再起動通知の送信が行われないようにします。」と書いてあります。これに関してはパソコンのスペック関係なしに重要な項目です。
何故かというと、再起動通知はフルスクリーンでゲームを遊んでいようが表示されてしまうため、非アクティブ状態になってしまいます。たった一瞬であってもアクションゲームならミスをしてしまいますし、FPSなどのゲームならそれだけで生死が決まってしまうので、ゲームモードをオンにすることで通知が表示されないというのは非常に重要と言えるでしょう。
当然ですが、バックグラウンドでドライバーのインストールが行われればゲームの処理にも影響が出るのでそういったプロセスが行われないのも嬉しいポイントです。
ゲームモードをオンにしても重いことはないので、ゲームを遊ぶのであればゲームモードをオンにしておくと安心できますよ。
ゲームバーでの設定はゲーム単位で保存されるので、ゲームごとに設定を保存して「ゲームAが終わったからゲームBに移行する」といったことをストレスなく行えるようになります。