スプレッドシートのREPT関数の使い方を紹介!

スプレッドシートのREPT関数の使い方を紹介!

Googleスプレッドシートで使用できる関数の1つに、「REPT関数(リピート)」というものがあります。特定の文字列を設定した繰り返し回数だけ繰り返して表示させることができます。この記事では、スプレッドシートのREPT関数の使い方をご紹介しています。


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  1. スプレッドシートのREPT関数の使い方

Googleスプレッドシートで使用できる関数の1つに、「REPT関数(リピート)」というものがあります。REPT関数とは、特定の文字列を設定した繰り返し回数だけ繰り返して表示させることのできる関数です。

特定の数字に対して記号などを繰り返し表示させることで、グラフ代わりにするといった使用方法などがあり柔軟に使うことのできる関数です。この記事では、スプレッドシートのREPT関数の使い方をご紹介していきます。

スプレッドシートのREPT関数の使い方

それでは、スプレッドシートのREPT関数の使い方を説明していきます。まずは、REPT関数の数式から説明します。REPT関数の数式は「=REPT(文字列,繰り返し回数)」となります。第1引数の「文字列」で、繰り返しを行う文字列を指定します。文字列を引数に直接指定する場合は、「"(ダブルクォーテーション)」で囲みましょう。第2引数の「繰り返し回数」で、文字列の繰り返しを行う回数を0~100までの範囲で指定します。Excelとは違い、繰り返しの回数は100回までとなっています。

D3セルに「=REPT("◯",C3/1)」と入力
実際に、REPT関数を使用してみましょう。画像の例ではD3セルに「=REPT("◯",C3/1)」と入力することで、「◯」をC3セルの人数に従って一人ごとに返すように設定しています。
チェックマークのボタンをクリック
これで、D3セルに◯が2個返されました。C3セルの人数は「2」なので、◯28個で問題なく合っていることが確認できますね。スプレッドシートではそのまま「自動入力の候補を表示」とダイアログボックスが表示されるので、チェックマークのボタンをクリックすることで残りのセルに対してオートフィルをかけることができますよ。
残りのセルでもREPT関数による結果が出力された
これでオートフィルが適用され、残りのセルでもREPT関数による結果が出力されました。以上が、スプレッドシートのREPT関数の基本的な使い方の説明となります。注意点ですが、繰り返し回数を0に指定した場合は空白の文字列が返る・少数のある数値を指定した場合は小数点以下が切り捨てられるといった点に注意しましょう。

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