ExcelのPROPER関数の使い方を紹介!

ExcelのPROPER関数の使い方を紹介!

Microsoft Excelの関数の1つに、PROPER関数というものがあります。PROPER関数とは、指定したアルファベットの文字列の先頭を大文字・2文字目以降を小文字にできる関数です。この記事では、ExcelのPROPER関数の使い方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. ExcelのPROPER関数の使い方

Microsoft Excelで使用できる関数の1つに、「PROPER関数(プロパー)」というものがあります。PROPER関数とは、指定したアルファベットの文字列の先頭の文字を大文字に・2文字目以降の文字を小文字に変換することのできる関数ですよ。この記事では、ExcelのPROPER関数の使い方をご紹介していきます。

ExcelのPROPER関数の使い方

それでは、ExcelのPROPER関数の使い方を説明していきます。まずは、PROPER関数の数式から説明していきます。PROPER関数の数式は「=PROPER(文字列)」となります。引数の「文字列」で、先頭の文字を大文字に・残りを小文字に変換したいアルファベットの文字列の指定を行います。また、数値・数式を直接指定するといったことも可能です。

B3セルに「=PROPER(B2)」と入力
実際に、PROPER関数を使用してみましょう。画像の例ではB3セルに「=PROPER(B2)」と入力することで、B2セルに入力されている「excel」の文字列の先頭の文字のみを大文字に変換しようとしています。
B2セルに「Excel」が出力された
これで、PROPER関数により先頭の文字を大文字にした「Excel」が出力されました。
B3セルに「=PROPER(B2)」と入力することで姓・名の先頭の文字のみを大文字に変換できた
PROPER関数がより便利に働くシーンは、画像例のように姓名をスペースで区切りアルファベットで入力しているシーンです。B2セルに入力されている「aprico tarou(アプリコ太郎)」を、B3セルに「=PROPER(B2)」と入力することで姓・名の先頭の文字のみを大文字に変換することができています。PROPER関数はアルファベットにしか反映されないため、括弧で囲んだカタカナと漢字には影響がないので安心してPROPER関数を使用できますよ。

以上が、ExcelのPROPER関数の使い方の説明となります。PROPER関数はその性質上、アルファベットの単語1つを修正するよりも名前やスペースで区切った文字列に対して有効に働きますよ。ぜひ、PROPER関数を活用してみてくださいね。


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