Thunderbirdで「セキュリティ例外の追加」の警告が出る

メールソフト・Mozilla Thunderbirdを開いた時に、「セキュリティ例外の追加」という警告ウィンドウが表示されてしまうことがあります。
警告の内容を見てみると「本物の銀行、通信販売、その他の公開サイトがこの操作を求めることはありません。」「このサイトでは不正な証明書が使用されており、サイトの識別情報を確認できません。」と表示されており、不安になってしまいますよね。
この警告が表示されてしまうと、メールの送信・受信ができなくなってしまいメールソフトとしての機能が失われてしまいます。メールソフトなのにメールの送受信ができなくなってしまうと本末転倒ですね。
そこでこの記事では、まずこの警告の意味について紹介し、その後Thunderbirdで「セキュリティ例外の追加」の警告が出た場合の対処法をご紹介していきます。
Thunderbirdで「セキュリティ例外の追加」の警告の意味

このセキュリティ例外の追加の警告がなぜ出てくるのかと言いますと、インターネットで個人情報の取り扱いを行っているWebサイトやサービスではやり取りを行う相手以外の第三者による傍受などの被害を受ける可能性があります。
そこで、インターネットでやり取りをするサーバーが正しいものなのかを確認できる「セキュリティ証明書」という証明書を発行して、証明書を持っている相手のみ通信を可能にするようにしています。
なので、証明書が正しくないと判断されると警告で「他のサイトの証明書です」「誰かがこのサイトを偽装しようとしています」といった説明文を表示するわけですね。
ですが、この警告が表示されたから100%危険だというわけではなく、Webサイトやサービスによってはセキュリティ証明書周りの機能が省かれていることもあります。そのため証明書の確認ができずエラーが起きるということもあるのです。ですので、設定を行い対処することで不要な警告を表示しないようにできますよ。
Thunderbirdで「セキュリティ例外の追加」の警告が出た場合の対処法
それでは、Thunderbirdで「セキュリティ例外の追加」の警告・エラーが出た場合の対処法を説明します。
受信サーバーを設定する



送信サーバーを設定する


Gmailなどの自分のアカウントで使用している送信サーバーをクリックして「編集」ボタンをクリックしましょう。

再び「セキュリティ例外の追加」の警告が出た場合は

これで、セキュリティ例外の追加のエラーは表示されなくなります。