ExcelのMUNIT関数とは?使い方を紹介!

ExcelのMUNIT関数とは?使い方を紹介!

Microsoft Excelで使用できる関数の1つに、「MUNIT関数(マトリックスユニット)」という関数があります。MUNIT関数は、単位行列を表示させることができます。この記事では、ExcelのMUNIT関数の使い方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. ExcelのMUNIT関数とは?
  2. ExcelのMUNIT関数の使い方

ExcelのMUNIT関数とは?

Microsoft Excelで使用できる関数の1つに、「MUNIT関数(マトリックスユニット)」という関数があります。MUNIT関数とは、単位行列を作成することのできる関数です。

単位行列とは、簡単に説明すると「行と列の数が同じ正方行列」・「対角の数値以外はすべて0の対角行列」・「単位行列と行列の積は、行列の数値が答えとなる」といったものです。この記事では、ExcelのMUNIT関数の使い方をご紹介していきます。

ExcelのMUNIT関数の使い方

それでは、ExcelのMUNIT関数の使い方を説明していきます。まずは、MUNIT関数の数式から説明します。MUNIT関数の数式は「=MUNIT(ディメンション)」となります。引数の「ディメンション」で、返す必要のある単位行列の次元を指定します。指定する次元は、0以上の整数です。

B2セルからD4セルまでを範囲選択した状態で、「=MUNIT(3)」と数式を直接入力
実際に、MUNIT関数を使用してみましょう。画像の例ではB2セルからD4セルまでを範囲選択した状態で、「=MUNIT(3)」と数式を直接入力して「Ctrlキー+Shiftキー+Enterキー」で配列として確定しています。

「関数ライブラリ」からMUNIT関数を使用する場合は、「関数の引数」ダイアログボックスで「次元」欄に「3」と入力してから「Ctrlキー+Shiftキー」を押したまま「OK」をクリックして配列として確定しましょう。

MUNIT関数により単位行列が形成されta
これで、MUNIT関数により単位行列が形成されました。左上端から右下端までの対角線の要素がすべて1に・他は0になっていることが確認できますね。

以上が、ExcelのMUNIT関数の使い方の説明となります。Microsoft 365では配列として確定しない場合もきちんと結果が表示されますが、基本的には配列数式として使用しましょう。


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