ExcelのMUNIT関数とは?
Microsoft Excelで使用できる関数の1つに、「MUNIT関数(マトリックスユニット)」という関数があります。MUNIT関数とは、単位行列を作成することのできる関数です。
単位行列とは、簡単に説明すると「行と列の数が同じ正方行列」・「対角の数値以外はすべて0の対角行列」・「単位行列と行列の積は、行列の数値が答えとなる」といったものです。この記事では、ExcelのMUNIT関数の使い方をご紹介していきます。
ExcelのMUNIT関数の使い方
それでは、ExcelのMUNIT関数の使い方を説明していきます。まずは、MUNIT関数の数式から説明します。MUNIT関数の数式は「=MUNIT(ディメンション)」となります。引数の「ディメンション」で、返す必要のある単位行列の次元を指定します。指定する次元は、0以上の整数です。
「関数ライブラリ」からMUNIT関数を使用する場合は、「関数の引数」ダイアログボックスで「次元」欄に「3」と入力してから「Ctrlキー+Shiftキー」を押したまま「OK」をクリックして配列として確定しましょう。
以上が、ExcelのMUNIT関数の使い方の説明となります。Microsoft 365では配列として確定しない場合もきちんと結果が表示されますが、基本的には配列数式として使用しましょう。