ExcelのMINUTE関数とは?
Microsoft Excelで使用できる関数の1つに、「MINUTE関数(ミニッツ)」というものがあります。MINUTE関数とは、指定した時刻(シリアル値)の中から「分」に該当する数値を取り出すことのできる関数です。
各種時刻を取り扱っているデータの中から、「分」だけが必要だというシーンもありますよね。その際にこのMINUTE関数を使用することで、「分」を抽出して表示させることが可能となっています。「分」は英語で「Minute」と記載するため、そのままの意味だと覚えると分かりやすいですよ。この記事では、ExcelのMINUTE関数の使い方をご紹介していきます。
ExcelのMINUTE関数の使い方
それでは、ExcelのMINUTE関数の使い方を説明していきます。まずは、MINUTE関数の数式から説明します。MINUTE関数の数式は、「=MINUTE(シリアル値)」となります。引数の「シリアル値」で、時刻をシリアル値もしくは文字列で指定を行います。ちなみに時刻を表すシリアル値は、24時間で「1」です。0時なら「0」、12時なら「0.5」・19時なら「0.8」・23時59分59秒なら「0.9999…」といった形で表すようになっています。
他にも、時刻から「時」や「秒」を取り出すことのできる関数もありますよ。「時」を取り出す関数は「HOUR関数(アワー)」・「秒」を取り出すことのできる関数は「SECOND関数(セカンド)」です。どちらもMINUTE関数と同様に英語の意味そのものなので、使用する際にも分かりやすいですね。