ExcelのSORT関数の使い方をご紹介!

ExcelのSORT関数の使い方をご紹介!

Microsoft Excelで使用できる関数に「SORT関数」というものがあります。指定した範囲の行・列に並んでいるデータを指定した順番で並べ替えを行い取り出すことのできる関数ですよ。この記事では、ExcelのSORT関数の使い方についてご紹介しています。


目次[非表示]

  1. ExcelのSORT関数の使い方

Microsoft Excelで使用できる関数の1つに「SORT関数(ソート)」というものがあります。SORT関数とは、指定した範囲の行・列に並んでいるデータを指定した順番で並べ替えを行いスピル配列として取り出すことのできる関数です。

データのソートを行いたい場合に、役に立つ関数ですよ。ただしSORT関数が使用できるのは「Microsoft 365」のみとなる点には注意しましょう。この記事では、ExcelのSORT関数の使い方についてご紹介していきます。

ExcelのSORT関数の使い方

それでは、ExcelのSORT関数の使い方を説明していきます。まずは、SORT関数の数式から説明します。SORT関数の数式は「=SORT(範囲,基準,順序,データの並び)」となります。第1引数の「範囲」で、元となるデータの範囲の指定を行います。第2引数の「基準」で、並べ替えの基準となる列or行の位置を「先頭=1」として指定を行います。第3引数の「順序」で、並べ替えの順序を指定します。「1」で昇順・「-1」で降順での並べ替えを行います。第4引数の「データの並び」で、元のデータの並んでいる方向を指定します。「TRUE」で行(右)方向・「FALSE」で列(下)方向を指定します。

※「基準」列に入力されている値が文字列の場合は、ふりがなの順ではなく文字コードの順に並べ替えが行われる点に注意しましょう。

E3セルに「=SORT(B3:C12,2,-1,FALSE)」と入力
実際に、SORT関数を使用してみましょう。画像の例では、左側の表から点数が大きい順(降順)でソートを行い右側の表に反映させようとしています。E3セルに「=SORT(B3:C12,2,-1,FALSE)」と入力してソートを行います。
右側の表に点数を降順で並べてソートしたデータを出力できた
これで、右側の表に点数を降順で並べてソートしたデータを出力することができました。結果は配列数式の「スピル配列」で入力されるため、一度に複数のセルに結果を表示させることができます。以上が、ExcelのSORT関数の基本的な使い方の説明となります。

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