Microsoft Excelで作成したグラフのラベルが重なってしまい、困ってしまったことはありませんか？グラフのデータラベルが重なってしまうと、値が見にくいため困ってしまいますよね。
例えば運営しているお店ごとの売上をデータ化した際に、売上が近い月にデータラベルが重なってしまうというケースなどは珍しくありません。しかしグラフ化するのであれば、こういったケースでもラベルを重ならないように調整したほうがいいでしょう。この記事では、Microsoft Excelでグラフのラベルが重ならないように調整する方法をご紹介していきます。
Excelでグラフのラベルが重ならないように調整する方法
それでは、Excelでグラフのラベルが重ならないように調整する方法を説明していきます。画像の例ですと、折れ線グラフの点の上部にラベルが表示されるようになっているため近似値のデータの部分でラベルが重なってしまいます。
この場合は、ラベルの表示位置を変更してみましょう。まずはどれでもいいのでデータラベルをダブルクリックしてウィンドウ右側に「データラベルの書式設定」メニューを表示させます。続いてラベルをシングルクリックして項目ごとのラベルを全選択した状態にしましょう。
ウィンドウ右側の「データラベルの書式設定」メニューの「ラベルオプション」タブをクリックして「ラベルオプション」ボタンをクリックします。項目一覧の「ラベルの位置」が「上」になっているので、別の位置にします。画像の例では、「左」を選択しています。
画像の例では「3月」のデータラベルの位置を調整したため、3月の各データラベルが左側に表示されるようになりました。あとは、残りのデータラベルにも同様の操作を行いましょう。
これですべてのデータラベルを左側表示にすることができましたが、それでも画像のようにデータラベルが重なってしまうことがあります。これを重ならないようにするためには、重なっているデータラベルの表示位置を部分的に変更しましょう。対象のデータラベルを、ダブルクリックして選択します。
「データラベルの書式設定」から、対象のラベルの位置を「上」に変更しました。これで、データラベルを重ならないように調整することができますよ。以上が、Excelでグラフのラベルが重ならないように調整する方法の説明となります。データラベルの表示位置を変更するだけでラベル同士が重ならないようにすることができるので、ぜひ試してみてくださいね。
