Excelで複数のシートのデータを1つにまとめたい
Microsoft Excel で、複数のシート のデータを1つにまとめたいと思ったことはありませんか?複数のシートにそれぞれ売上表などを作成していて、1つのシートに合計をまとめて出力したいというケースも少なくないかと思います。この記事では、Excelで複数のシートのデータを1つにまとめる方法をご紹介していきます。
Excelで複数のシートのデータを1つにまとめる方法
複数のシートのデータを統合する それでは、Excelで複数のシートのデータを1つにまとめる方法を説明していきます。画像例では、「1月」・「2月」・「3月」のシートタブにそれぞれ売上票のデータを入力しています。これらのデータを結合 したものを、「統合」タブに出力していきます。
まずは結合するデータの出力先のタブを開き、表を出力したいセルをクリックして選択しておきましょう。画像の例では「統合」タブを開いて、B2セルを選択しています。
続いてウィンドウ上部の「データ」タブをクリックしてリボンメニューを開き、「データツール」項目の「統合」をクリックしましょう。
「統合の設定」ダイアログボックスが表示されるので、まとめるデータがある表のシートを開きデータ範囲を選択します。範囲の選択後に、統合の設定ダイアログボックスの「追加」ボタンをクリックして「統合元」一覧にデータ範囲を追加します。あとは、残りシートのデータ表も同じように範囲選択して「追加」をクリックすることで、「統合元」一覧に追加していきましょう。
すべてのシートからデータ範囲を「統合元」に追加したら、「統合の基準」項目の「上端行」と「左端列」のチェックボックスをクリックして有効にしてから「OK」をクリックしましょう。もし統合した表と統合元の表をリンクしてつなげる場合は、「統合元データとリンクする」のチェックボックスを有効にして「OK」をクリックします。
これで、それぞれ別のシートに入力されていた表を統合して出力を行うことができました。ちなみに「統合元データとリンクする」のチェックボックスを有効にしていた場合は、データのグループ化が行われるようになっています。
リンクを行っている場合は、統合元のデータを修正すると自動的に統合先のデータの更新も行われますよ。
データのまとめ方の種類
「統合の設定」でデータをまとめる際に、「集計の方法」のプルダウンメニューから集計方法を選択することができます。「合計」・「個数」・「平均」・「最大」・「最小」・「積」・「数値の個数」・「標本標準偏差」・「標準偏差」・「標本分散」・「分数」から選択可能です。
試しに上記項目例の表を「平均」で出力すると、このような形で平均値の出力が行われました。目的に応じて、集計の方法を選択してみましょう。