ExcelやWordが起動しない問題
WindowsのパソコンでExcelやWordなどのMicrosoft Officeのアプリが起動しない状態になってしまったことはありませんか?原因としては、Windowsのエラー・起動エラー・ファイルの破損など様々なものが考えられます。この記事では、ExcelやWordが起動しない問題の対処法をご紹介していきます。
ExcelやWordが起動しない問題の対処法
パソコンを再起動してみる
Windowsのシステムに問題が発生してWordやExcelが起動しない場合は、パソコンを再起動することで問題を解決できます。パソコンの再起動後もOfficeソフトが起動しない場合は、別の原因が考えられるでしょう。
タスクマネージャーでプロセスを強制終了させる
WordやExcelがバックグラウンドで起動しようとして、そのまま処理が行われずプロセスだけが残ってしまい起動しようとしても開かない状態になってしまうことがあります。この場合はタスクマネージャーからプロセスを強制終了しましょう。デスクトップ画面下部のタスクバーの何もないところで右クリックして、メニューの「タスクマネージャー」をクリックしましょう。
タスクマネージャーが起動するので、「プロセス」タブのアプリ一覧からWord・Excelのプロセスを右クリックして「タスクの終了」をクリックしましょう。これでプロセスが強制終了するので、もう一度Word・Excelを起動してみましょう。セーフモードで起動してみる
Microsoft Officeの製品には、アプリケーション自体にセーフモード機能が搭載されています。セーフモードで起動することができるかどうか試してみましょう。
「Windowsキー+Rキー」の同時押しで「ファイル名を指定して実行」を呼び出します。Excelをセーフモードで起動したい場合は、入力欄に「Excel.exe /safe」と入力して「OK」をクリックしましょう。これでExcelがセーフモードで起動したら、Excelを一旦終了してから通常起動を行うことで普通に開くことができるようになる可能性が高いです。ちなみにWordはWord.exeではなく「Winword.exe /safe」となるので注意しましょう。
Microsoft Officeを修復してみる
Microsoft Officeのアプリケーションファイルや設定ファイルが破損してしまっていると、WordやExcelが起動できない状態になってしまいます。この場合は、Microsoft Officeの修復を行いましょう。
デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「設定」をクリックしましょう。
「Windowsの設定」ウィンドウが表示されるので、「アプリ」をクリックしましょう。
設定画面が開くので、「アプリと機能」からMicrosoft Officeの項目をクリックします。項目が展開されるので「変更」をクリックしましょう。
「Officeプログラムをどのように修復しますか?」と尋ねられるので、「オンライン修復」を選択して「修復」をクリックしましょう。あとは修復ウィザードに表示される通りに操作を行い、修復を完了しましょう。Microsoft Officeに関係する更新プログラムをアンインストールしてみる
Windows Updateの直後にExcelやWordが起動しなくなった場合は、更新プログラムに不具合があるといった可能性が考えられます。更新プログラムをアンインストールして、起動するかどうか確認してみましょう。
デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「設定」をクリックしましょう。
「Windowsの設定」ウィンドウが表示されるので、「更新とセキュリティ」をクリックしましょう。
「Windows Update」の項目一覧から「更新の履歴を表示する」をクリックします。
「更新の履歴を表示する」ウィンドウが表示されるので、「更新プログラムをアンインストールする」をクリックします。更新プログラムの一覧が表示されるので、削除したい更新プログラムを選択して「アンインストール」から削除を行いましょう。