Excelで「配列の一部を変更することはできません」と表示される
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Microsoft Excelで数式を後から編集しようとしたら、「配列の一部を変更することはできません」と表示されて編集できなくなり、困ってしまったことはありませんか?これは、対象の数式が「配列数式」になってしまっていることが原因です。
配列数式とは「配列を対象にして一つの数式を作成する式」のことを指しており、入力時に「Ctrlキー+Shiftキー+Enterキー」を押して確定させることで配列数式となります。この操作を行った場合に数式を編集し直したい場合は、特定の操作が必要となります。この記事では、Excelで「配列の一部を変更することはできません」の対処法をご紹介していきます。
Excelで「配列の一部を変更することはできません」の対処法
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それでは、Excelで「配列の一部を変更することはできません」の対処法を説明していきます。冒頭で説明した通り配列数式で確定させてしまうと「配列の一部を変更することはできません」と表示されてしまうので、ウィンドウ左上の「元に戻す」ボタンをクリックして「Ctrlキー+Shiftキー+Enterキー」で数式を確定させる前の状態へと戻しましょう。

コピーしたら「Ctrlキー+Shiftキー+Enterキー」で数式を確定させましょう。あとは適当なセルでコピーした数式を貼り付けてから、元の数式が入力されているセル範囲の全体を選択して「Deleteキー」を押して削除しましょう。削除後にコピーした数式を選択して、数式バーに入力されている数式をコピーしてからもともと数式の入力されていたセル範囲の先頭セルに貼り付けて戻します。あとは数式の修正を行ってから「Ctrlキー+Shiftキー+Enterキー」の同時押しで配列数式として確定させましょう。