2024年01月05日

Excelのゴールシークの使い方を紹介！

Excelのゴールシークの使い方を紹介！

Microsoft Excelには、「ゴールシーク」という機能が搭載されています。ゴールシークとは、目的の結果を達成するために必要な数値を逆算して計算して反映させることができる機能です。この記事では、Excelのゴールシークの使い方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Excelのゴールシークの使い方

Microsoft Excelには、「ゴールシーク」という機能が搭載されています。ゴールシークとは、目的の結果を達成するために必要な数値を逆算して計算して反映させることができる機能です。

何かしらの目標を立てたときに、どうやればその目標に到達できるのかを割り出したいという際に便利な機能ですよ。この記事では、Excelのゴールシークの使い方をご紹介していきます。

Excelのゴールシークの使い方

D2セルに「=B2*C2」と入力
それでは、Excelのゴールシークの使い方を説明していきます。画像の例では、1年間毎月1万円ずつ貯金した場合に年間いくら貯まるのかを計算しています。B2セルに毎月貯金する額・C2セルに12ヶ月・D2セルに「=B2*C2」と入力して年間の貯金額を出力しています。結果、年間12万円貯金することができると分かりました。

しかし、貯金が年間で12万円だと少ないと感じることもありますよね。では年間30万円貯めるにはどうすればいいのか…と思った時に、ゴールシークの出番です。

「What-If分析」→「ゴールシーク」をクリック
ウィンドウ上部の「データ」タブをクリックしてリボンメニューを開き、「予測」項目の「What-If分析」をクリックして表示されるメニューの「ゴールシーク」をクリックしましょう。
「数式入力セル」に目標値を表示させたいセル・「目標値」に設定する値を・「変化させるセル」に目標値に到達するために必要な値を変化させるセルを選択し、「OK」をクリック
「ゴールシーク」のダイアログボックスが表示されるので、「数式入力セル」に目標値を表示させたいセル・「目標値」に設定する値を・「変化させるセル」に目標値に到達するために必要な値を変化させるセルを選択します。画像の例では、数式入力セルを「$D$2」に・「目標値」を「300000」に・「変化させるセル」を「$B$2」に指定しています。

これにより、年間の貯金額を30万円に指定して1月あたりどれだけ貯金すればいいのかを計算することができるわけですね。入力が完了したら、「OK」をクリックしましょう。

ゴールシークによる計算が行われた
これでゴールシークによる計算が行われ、年間の貯金額を30万円に設定した場合は1月あたり25000円貯金することで達成できると判明しました。あとは「OK」をクリックすれば、計算結果がセルに反映されますよ。

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