Googleスプレッドシートでコピー&ペーストを行う際に、「特殊貼付け」というペースト方法があります。特殊貼付けを活用することで、操作を短縮化することも可能ですよ。この記事では、スプレッドシートの特殊貼付けは何がコピーされて貼り付けされるのか説明していきます。
スプレッドシートの特殊貼付けは何がコピーされて貼り付けされる?
- 値のみ貼り付け:選択範囲の「値」のみを貼り付ける。「Ctrlキー+Shiftキー+Vキー」がショートカットキーとして設定されています。
- 書式のみ貼り付け:選択範囲に適用されている「書式」のみを貼り付ける。セルの背景色・罫線・文字の書式のみを貼り付け、セルに入力されている文字は貼り付けない。「Ctrlキー+Altキー+Vキー」がショートカットキーとして設定されています。
- 数式のみ貼り付け:選択範囲に入力されている「数式」のみを貼り付ける。「値のみ貼り付け」では数式をコピーすることができないため、数式を貼り付けたい場合はこちらを使用します。
- 条件付き書式のみ貼り付け:セルの「条件付き書式」のみを貼り付ける。条件付き書式を1から設定し直すとなると面倒ですが、こちらの特殊貼付けで簡単に条件付き書式のみを貼り付けることができます。
- データの入力規則のみ貼り付け:セルの「データの入力規則」のみを貼り付ける。こちらも1から設定し直すのが面倒な項目ですので、こちらの特殊貼付けを活用してみてください。
- 転置して貼り付け:データの縦横を入れ替えた状態で貼り付けを行う。表の縦と横を入れ替えたいというケースでは、こちらを使用しましょう。
- 列の幅のみ貼り付け:列の幅のサイズのみをコピーする。幅を合わせたい列がある場合に便利です。
- 枠線を除くすべてを貼り付け:選択範囲の枠線以外のデータをすべて貼り付ける。罫線をコピーしたくない場合に、こちらを使用しましょう。