Googleスプレッドシートには、「マクロ」という機能が搭載されています。マクロとは、「複数の操作をまとめて呼び出し実行する」といった機能です。この記事では、スプレッドシートのマクロでできることは何なのかについてご紹介していきます。
スプレッドシートのマクロでできることは?
それでは、スプレッドシートのマクロでできることについてご紹介していきます。冒頭にてマクロとは「複数の操作をまとめて呼び出し実行する」機能であることを説明していますね。これは簡単に言えば作業の自動化で、「作業1→作業2→作業3」と手動で実行している作業がある場合にこれらをマクロとして記録します。あとはマクロを実行するだけで、これらの作業を自動で行ってくれるというわけです。Microsoft Excelでもマクロは用意されていますが、あちらは「VBA」でスプレッドシートは「Google Apps Script」なので異なる部分はあります。ですが互換性はあるため、Excelで作成したマクロをGoogleスプレッドシートで使用するといったことも可能ですよ。
Googleスプレッドシートのマクロの特長を説明していきます。まずは、スプレッドシートのマクロの作成は「知識がなくても行える」といったメリットがあります。マクロはどうしてもプログラミングの知識が必要になるため、そういった知識のない方はマクロを作成することができないイメージがありますよね。
ですがスプレッドシートではマクロの記録機能が用意されており、作業を記録させるだけでマクロを作成することができますよ。マクロを記録させる方法は下記リンク先の記事にてご紹介していますので、興味のある方はぜひご覧ください。
マクロは用意するまでは面倒だと感じる方も少なくないと思いますが、例えば毎日・毎週・毎月必ず行う作業があるとします。それらの作業を行うマクロを作成することで、大幅に作業を減らすことができるため効率がアップしますよ。その上今まで手入力で行っていた操作を自動化するため、手入力によるヒューマンエラーが減るといったメリットもあります。ですので、マクロによる自動化は非常におすすめですよ。
以上が、スプレッドシートのマクロでできることについての説明となります。スプレッドシートのマクロはプログラミング経験のない方でも作成することができるほか、作業の自動化による業務の短縮もできるため非常に便利です。ぜひ、マクロを試してみてくださいね。