「lol」の意味とは?
海外の掲示板やYouTubeを見ると必ずと言っていいほど「lol」という表現を目にしますよね。これは"laugh out loud"(大きな声で笑う)の略で、面白いことがあった時に英語圏で使われるネットスラングです。
日本でよく使われる「ww」や「草」とは異なり、相手をバカにする目的で使われることが少ないため、用途としては(笑)に似ているかもしれません。
「lol」の読み方
「lol」はネットスラングとして使われるため、声に出して読まれることは多くはありませんが、「エルオーエル」「ロル」「ラフアウトラウド」などと読まれます。
あくまでネットスラングですので、読み方は人によって様々なようです。
「lol」の使い方
(笑)が「ww」や「草」にまで形を変えて使われているように、「lol」もその使用頻度の高さや英語圏での定着率から、様々な使われ方をしています。
相手をおちょくる時の「lol」
相手が明らかに不幸な状況に置かれている場合、「lol」は皮肉の意味を込めて使われます。
例文
「I guess I failed the class.」(もしかしたら単位を落としたかも。)
「lol.」 (ワロタ)
ただし、あくまで相手が親しい間柄で、かつ相当な不幸ではない時に使いましょう。
つまらない発言に対する「lol」
相手がつまらないジョークを言った時は苦笑いの意味で「lol」を使います。
例文
A:「I'm cold right now.」(俺今寒いわ。)
B:「Then, just stand in the corner. 」(なら部屋の角っこに行けばいいじゃん。)
A:「Why?」(なんで?)
B:「’Coz they are usually around 90 degrees.」(部屋の角はだいたい90度だからだよ。)
A:「Lol.」(あっそ)
説明しますと、部屋の角は90度(角度)であることと気温が90°Fであることをかけたジョークです……。
「lol」の動詞化
「Did you hear about John?」(ジョンの話聞いた?)
「Yep. I loled for hours when I heard it!」(うん。聞いたときは何時間も爆笑したよ。)
定着した名詞はすぐに動詞化して使ってしまう英語の性質上、略語である「lol」も動詞化して用いられます。現在分詞化した「loling」も英語圏の掲示板などではよく見られる表現です。
連続して「lololol」として使う
「lol」が浸透していくに連れ、「lol」1つだけでは飽き足らず「lolololol」と、連続させて用いられる事例も出てきました。「w」を連続させて「wwwwwwwwwww」と使われるのと同じで、大笑いしている時や爆笑を表現したいときに使われます。
まとめ
「lol」の意味や読み方、使い方について、いかがでしたか?
スラングが動詞化するなど、日本人には少し馴染みのない用いられ方をしていますが、(笑)が基本の意味であることを覚えておけば問題ありません。
今やネットスラングとして確固たる地位を築いた「lol」を使いこなしてネット上での外国人との交流を楽しみましょう!