Googleスプレッドシートで重複したデータを削除する方法!【数える/抽出】

Googleスプレッドシートで重複したデータを削除する方法!【数える/抽出】

スプレッドシートはデータを管理するのに便利ですが、使い方を知っていないと十分に使いこなすことは難しいでしょう。データが重複している場合に抽出したり重複数を出したりする方法があります。スプレッドシートで重複したデータを削除する方法をご紹介します。


目次[非表示]

  1. Googleスプレッドシートで重複したデータを削除する方法
  2. Googleスプレッドシートで重複したデータを抽出する方法
  3. Googleスプレッドシートで重複したデータを数える(カウントする)方法
重複データ

Googleスプレッドシートを使っていて重複したデータを削除したい事はないでしょうか?

重複データの削除はExcelでは面倒であっても、Googleスプレッドシートの場合は関数を使えば比較的楽に操作することができます。

Googleスプレッドシートで重複したデータを削除する方法

まずは、Googleスプレッドシートで重複しているデータを取得し別の場所に重複を削除した一覧を表示する方法を紹介します。

重複するデータをB列に作成します。

隣のC列に重複を削除したデータを表示できるようにします。セルにUNIQUE関数を入力します。

この関数を使うと重複したデータを削除し一意のデータのみを表示してくれます。

セルに「=UNIQUE(範囲)」を入力
セルに「=UNIQUE(範囲)」を入力します。

ちなみに入力すると自動で関数の使い方を教えてくれます。
関数の適用範囲を指定
関数の適用範囲を指定します。

範囲はB列の重複データが入力されている部分を指定します。

構文を作成したら、Enterキーを押します。

C列に重複データが削除され、一意のデータのみが表示されます。
これでC列に重複データが削除され、一意のデータのみが表示されます。

Googleスプレッドシートで重複したデータを抽出する方法

次に重複したデータを抽出し、重複チェックできる方法をご紹介します。

上部のメニューから「表示形式」を選び、「条件付き書式」をクリック
上部のメニューから「表示形式」を選び、「条件付き書式」をクリックします。
「条件付き書式設定ルール」という項目が表示

「条件付き書式設定ルール」という項目が表示されます。

この項目内にある「範囲に適用」「書式ルール」「デフォルト」を設定します。

「範囲に適用」は、重複したデータが並んでいるB列を指定します。

「書式ルール」はフィルタを一覧から選択できますが、一番下にある「カスタム数式」を選択
「書式ルール」はフィルタを一覧から選択できますが、一番下にある「カスタム数式」を選択します。

カスタム数式には、以下の構文を入力します。

=COUNTIF(B:B,B:B)>1

今回はB列を対象としていますが、もしA列を対象とするなら
=COUNTIF(A:A,A:A)>1
と入力します。

「カスタム」は、条件に該当するセルを変化させることができます。
わかりやすくセルの色を変える設定をしておきます。

B列で重複しているデータのセルに色がつきます
「完了」をクリックすると、B列で重複しているデータのセルに色がつきます。

Googleスプレッドシートで重複したデータを数える(カウントする)方法

重複しているデータを数えることも可能で、数えた重複数を表示できます。

カウントはE列に出力できるようにします。以下の構文を入力します。

=ARRAYFORMULA(COUNTIF(B2:B14,C3:C10))
B列のデータからC列のデータがいくつ当てはまるかでカウント数を表示
B列のデータからC列のデータがいくつ当てはまるかでカウント数を表示できます。

構文を入力したら、Enterキーを押します。

C列に対応する形で、D列に数字が表示
C列に対応する形で、D列に数字が表示されました。

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