スプレッドシートのウィンドウ枠の固定をしたい【行・列】
Microsoftのエクセルには、「ウィンドウ枠の固定」と呼ばれる行と列を固定する方法があります。
Googleのスプレッドシートにも、同様に行と列を固定する方法があります。
この設定を適用すると、スプレッドシートの他の領域にスクロールしても固定した箇所は画面外にいくことなく表示され続けます。
縦横に長いデータの表を作成した場合は、項目を固定させることでスクロールしても表示させたい情報を残すことができます。
そのスプレッドシートの「ウィンドウ枠の固定」を設定する方法を、PCとスマホでそれぞれ紹介します。

例えば、2行目までを行固定すると、下にどれだけスクロールしても固定した箇所は表示されたままになります。
これが「ウィンドウ枠の固定」という機能です。
スプレッドシートのウィンドウ枠の固定方法【行・列】
スプレッドシートのウィンドウ枠の固定は、PCとスマホでは方法が異なります。
それぞれ分けてやり方を紹介します。
PC
PCでスプレッドシートを使用する場合には、ウィンドウ枠の固定はメニューの「表示」から「固定」を選択して行います。


上部のメニューから「表」を選択、「固定」を選択します。
その先は、固定する場所を指定できます。
ここでは、「1行」を選択します。

このまま下にスクロールしても1行目は固定されます。


その場合は、「現在の行まで」を選択します。

ここでは3行目までが固定されます。
同じ操作で列を固定することもできます。


1列までが固定されます。
横にスクロールしても固定した列は表示されます。

「2列」を選択すると、2列までが固定されます。


行と列をそれぞれ固定すれば、このように行列複数のウィンドウ枠を固定する設定も可能です。
スマホ
スマホの場合は、固定させたい箇所を長押しすることで「固定」のメニューが表示されます。


A列を長押しすると表示されるメニューから「…」をクリックすると画面下にメニューが開きます。
メニューにある「固定」をタップします。



スマホでも行列複数のウィンドウ枠の固定が可能です。
固定された列・行の解除方法
列や行の固定枠を解除することもできます。
こちらもPCとスマホでは方法が異なります。
PC
固定した時と同じように「表示」から「固定」を選択します。


列の固定を解除する場合も同じく、「固定」から「列なし」をクリックします。
スマホ
スマホも固定と同じく固定解除したい箇所を長押しし、メニューを表示します。

「固定解除」をタップすると、選択した箇所の固定を解除することができます。