【Excel】条件付き書式をコピーして別のセルに貼り付ける方法と注意点をご紹介!

【Excel】条件付き書式をコピーして別のセルに貼り付ける方法と注意点をご紹介!

Excelの条件付き書式はとても便利ですが、1つ1つ設定するとなると非常に大変で非効率です。そこで条件付き書式をコピーして別のセルに貼り付ける方法をまとめました。貼り付けに際し、気をつけなければいけないこともあるので合わせて紹介していきます。


目次[非表示]

  1. 条件付き書式をコピーして別のセルに貼り付ける方法

条件付き書式をコピーして別のセルに貼り付ける方法

セルの背景色などを自動で変更できる条件付き書式。Excelで使える機能の中でとても便利なものでありますが、一つ一つ設定しようと思うと非常に大変です。

ですがそのような場合のために条件付き書式をコピーする方法がしっかり用意されています。

今回は条件付き書式をコピーする方法をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

[Ctrl+C]でコピーして[Ctrl+V]で貼り付け
一番簡単な方法は、[Ctrl+C]でコピーして[Ctrl+V]で貼り付ける方法です。

セル内のデータや文字装飾もまとめてコピーされてしまいますが、コピーされる要素の中に条件付き書式が含まれています。

特に問題ないのであればそのままコピーして貼り付けると良いでしょう。

次は条件付き書式のみコピーする方法です。条件付き書式のみコピーするやり方は2つあります。

1つ目がショートカットキー[Alt+V]を使った方法です。

条件付き書式が設定されているセルをコピー
まずは条件付き書式が設定されているセルをコピーしてください。
貼り付けオプションウィンドウが表示
次に貼り付け先のセルで[Alt+V]キーを押します。するとこのような貼り付けオプションウィンドウが表示されます。

この中から[書式(T)]を選択し、[OK]を押してください。これで条件付き書式のみが貼り付けられます。

条件に合致するデータ入力
試しに条件に合致するデータ入力してみてください。しっかりと条件付き書式で設定した書式が反映されるはずです。

もう一つの方法が、右クリックメニュー(コンテキストメニュー)を使った方法です。

まずは、先ほどと同じように条件付き書式が設定されているセルをコピーしておいてください。

コピーしたら貼り付けたいセルを右クリックしてこのメニューを表示
コピーしたら貼り付けたいセルを右クリックしてこのメニューを表示します。
メニュー内の[貼り付けオプション]から[書式設定(R)]を選択
メニュー内の[貼り付けオプション]から[書式設定(R)]を選択します。

これで、条件付き書式のみ貼り付けられます。

どちらの方法でも同じように別のセルに貼り付けられるほか、ドラッグで範囲を指定してまとめて貼り付けることもできるので覚えておくと作業の効率化につながるでしょう。

特にショートカットキーを使った方法はかなりおすすめですので覚えておくことをおすすめします。

うまくいかないときは参照形式を変える

エクセルでセルを指定する記述には絶対参照と相対参照の2種類がありますが、参照形式によっては条件付き書式が正しく反映されない・できないことがあります。

このトラブルは、関数を使った数式を条件にしている条件付き書式で発生することがあるものなので、関数を使ってオリジナルの条件付き書式を設定していた場合は一度見直してみましょう。

ホームメニューの[条件付き書式]->[ルールの管理]
参照形式を変えたい場合はホームメニューの[条件付き書式]->[ルールの管理]から行います。
設定されている条件付き書式が一覧表示
ルールの管理画面を開くと設定されている条件付き書式が一覧表示され、条件付き書式をダブルクリックすると編集画面に移動できます。
編集画面
編集画面に移動したら、条件付き書式の条件で参照しているセルが間違っていないかどうかチェックしましょう。

問題があったならばここで修正するようにしてください。

特に、INDIRECT関数を使っているとよっぽど対策していない限りほぼ確実に条件付き書式が反映されないので、気をつけましょう。


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