条件付き書式をコピーして別のセルに貼り付ける方法
セルの背景色などを自動で変更できる条件付き書式。Excelで使える機能の中でとても便利なものでありますが、一つ一つ設定しようと思うと非常に大変です。
ですがそのような場合のために条件付き書式をコピーする方法がしっかり用意されています。
今回は条件付き書式をコピーする方法をまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
セル内のデータや文字装飾もまとめてコピーされてしまいますが、コピーされる要素の中に条件付き書式が含まれています。
特に問題ないのであればそのままコピーして貼り付けると良いでしょう。
次は条件付き書式のみコピーする方法です。条件付き書式のみコピーするやり方は2つあります。
1つ目がショートカットキー[Alt+V]を使った方法です。
この中から[書式(T)]を選択し、[OK]を押してください。これで条件付き書式のみが貼り付けられます。
もう一つの方法が、右クリックメニュー(コンテキストメニュー)を使った方法です。
まずは、先ほどと同じように条件付き書式が設定されているセルをコピーしておいてください。
これで、条件付き書式のみ貼り付けられます。
どちらの方法でも同じように別のセルに貼り付けられるほか、ドラッグで範囲を指定してまとめて貼り付けることもできるので覚えておくと作業の効率化につながるでしょう。
特にショートカットキーを使った方法はかなりおすすめですので覚えておくことをおすすめします。
うまくいかないときは参照形式を変える
エクセルでセルを指定する記述には絶対参照と相対参照の2種類がありますが、参照形式によっては条件付き書式が正しく反映されない・できないことがあります。
このトラブルは、関数を使った数式を条件にしている条件付き書式で発生することがあるものなので、関数を使ってオリジナルの条件付き書式を設定していた場合は一度見直してみましょう。
特に、INDIRECT関数を使っているとよっぽど対策していない限りほぼ確実に条件付き書式が反映されないので、気をつけましょう。