全国民放ラジオ局の番組が聴ける!「radiko」って何?
「radiko」の概要
radikoは、全国民放AM・FMラジオ84局(2017年2月現在)の番組がスマホやパソコンで聴けるサービスのことで、2010年4月から開始されています。
サイト上から直接聴けるだけではなく、iPhoneやAndroid専用のアプリが配信されています。
最近ではラジオの聴き方自体が分からないという若者も多く、ラジオはオワコンと言われることさえあります。
しかし、東日本大震災が発生した際、災害情報などを知るのに役立ったことで改めて見直され、radikoは減り続けているラジオのリスナーを再び取り戻すきっかけとして注目を集めつつあります。
radikoの主な機能について
それでは、radikoに関する基本的な機能を紹介していきます。「ラジオ自体を全く聴いたことがない!」という方も、ぜひご覧ください。
ライブ
自分が今いる場所を元に、その地域のラジオ局と現在放送されている一覧表が表示されますので、タップします。以下の情報が表示されます。
・マイリスト追加
お気に入り機能であるマイリストに追加すると、放送を指定した時間前にプッシュ通知で知らせたり、後で説明しますタイムフリー機能でまとめて聞くことができます。
・番組情報:
番組のメールアドレスや番組内容の説明が表示されます。
・タイムライン:
番組公式のツイッターや、番組などのハッシュタグが付けられたツィートを見ることができます。
radikoで番組を聴く場合の注意点
radikoはインターネット回線を使用しているため、場合によっては2、3分程度のタイムラグが発生します。
そのため、リアルタイムな情報が重要な時報や緊急地震速報などには役に立ちません。
また、出演者の事務所から配信の許可が得られない場合や、放送料が払えなかったであろう一部のスポーツ中継などの場合で、放送自体が行われない番組があります。
その場合は今までどおり、電波を直接拾うラジオ受信機で聴くしかありません。
1週間以内の番組がいつでも聴ける!タイムフリー機能
2016年10月から新たにタイムフリー機能が追加されました。聴き逃してしまった番組や、もう一度聴きたい番組を後から聴ける機能ですが、あらかじめ録音予約を設定しなくて良いのが画期的な点です。 ただし、タイムフリー機能には、以下のような制限事項があります。
過去の番組が聴けるのは8日分
過去の番組が聴けるのは本日を含めて8日間だけですので、その期間を超えて古い番組を聴くことはできません。
再生時間は1番組につき3時間まで
番組を聴き直すのに、最大3時間までという制限時間が設けられています。再生時間そのものではなく、再生開始してから3時間までですので、出勤時に途中まで聴いた後、帰りに続きを聴くといった使い方はできません。3時間を超える番組の場合は、あらかじめ番組表で2時間ごとなどで分割されていますので、全部聴くことができます。
シェア機能でみんなに拡散!
「シェア機能」により、番組の音声データをLINEやFacebookなどでシェアすることができます。
友だちにオススメしたい、聞かせたい番組があった時に、すぐに伝えることができて便利です。
ラジオ好きは入るべし!radikoプレミアム
「radikoプレミアム」は、地元のエリアだけでなく、全国の多くのラジオ局の番組が聴ける有料サービスです。タイムフリーにも対応しているため、全国のあらゆる番組が8日分いつでも聴けます。
料金は月額350円(税別)です。(2017年2月現在) 今まで旅行に行かなければ聴けなかったような地方の番組やCM、交通情報などを聴くと新鮮な気持ちで聞けて、なかなか面白いものですね。
まとめ
今回はスマホで簡単にラジオ番組が聴けるアプリ「radiko」を紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
ラジオはパーソナリティとの距離が近い、身近なメディアと言われており、テレビとはまた違った魅力があります。ラジオはほとんど聴かないという方や、昔は深夜放送をよく聴いていたが最近めっきり聴かなくなったという方も、ぜひラジオに触れてみてください。