「Bullzip PDF Printer」のインストール方法・使い方を徹底解説!

「Bullzip PDF Printer」のインストール方法・使い方を徹底解説!

PDF化するための仮想プリンターを追加することができるフリーソフトBullzip PDF Printer。今回はBullzip PDF Printerの仮想プリンターを使ってPDF非対応ソフトでPDF出力する方法を紹介していきます。


目次[非表示]

  1. Bullzip PDF Printerとは?
  2. Bullzip PDF Printerのインストールする手順
  3. Bullzip PDF Printerの使い方

Bullzip PDF Printerとは?

画像やテキストファイルなどをPDF化して保存したい。そういう時に役立つのがBullzip PDF Printerです。

Bullzip PDF Printerとは無料で使える仮想プリンタソフトで、Bullzip PDF Printerで追加された印刷の送信先を選択することで、通常であればPDF化できないファイルやデータもPDF化して保存することができる変換ソフトです。

厳密には有料ライセンスが存在するソフトウェアですが、無料版でも十分使用することができ、10ユーザー以内なら商用利用も可能なソフトウェアとなっています。

BMP・JPEG(JPG)などの画像形式に変換することもできるほか、生成されたファイル容量も小さい上に仕上がりのクオリティにも優れているため、おすすめできるフリーソフトのひとつです。

Bullzip PDF Printerのインストールする手順

Bullzip PDF Printerは公式サイトからインストーラをダウンロードできます。公式サイトにアクセスしてダウンロードしていきましょう。

Bullzip PDF Printer - ダウンロード
Bullzip PDF Printer公式サイトの[Download PDF Printer]をクリック
アクセスしたら画面中央の[Download PDF Printer]をクリックします。

公式サイトは英語ですが、インストールは日本語で進められるので安心してください。実際に使用する際も言語関係は問題ありません。

[Click here to download]をクリック
続けて[Click here to download]をクリックします。

クリックするとインストーラーがダウンロードされます。ダウンロードが完了したらインストーラーを起動してください。

言語選択画面
言語選択画面が表示されるので、[Japanese]を選択して次に進みましょう。
[同意する]を選択
[同意する]を選択して次に進みます。
インストール先を指定する画面
インストール先はデフォルトで構いません。必要な方だけ変更しましょう。
「次へ」をクリック
そのまま[次へ]を押しましょう。
他のプログラムをインストールするかどうかの確認画面
他のプログラムをインストールするかどうかの確認画面が表示されますが、全てBullzip PDF Printerの全機能を使うために必要なソフトウェア(依存関係のあるソフトウェア)ですので、基本的にはチェックを入れておきましょう。

この画面の[次へ]を押すとインストールが行われます。複数ソフトウェアをインストールするため、多少時間がかかります。

インストール完了の画面
この画面が表示されたらインストール完了です。
スタートメニューのオプション設定用のソフトウェア
インストールが完了すると、オプション設定用のソフトウェアがスタートメニューに追加されているはずです。

Bullzip PDF Printerは仮想プリンタですので、PDF化するたびにソフトウェアを直接起動するものではない少し特殊なソフトウェアです。この後解説してる使い方をしっかり確認して行ってください。

Bullzip PDF Printerの使い方

Bullzip PDF Printerを使って画像やテキストファイルなどを印刷する方法を紹介していきます。

Bullzip PDF PrinterでPDF化できるデータ

Bullzip PDF Printerは仮想プリンタですので、印刷機能を持つソフトウェアであればなんでも使用することができます。

メモ帳の「印刷」
Windows 10標準のメモ帳の印刷機能でもBullzip PDF Printerを使ってPDF化することが可能です。

PDFとして保存する機能が用意されていないソフトウェアでも、印刷機能さえあればBullzip PDF Printerを使ってPDF化することが可能です。

逆に印刷機能を持たないソフトウェアではBullzip PDF Printerを使えないので注意しましょう。

PDFとして印刷する

今回はWindows 10標準のメモ帳アプリを使って解説します。

メモ帳
まずは、何でもいいので文章を入力しておきましょう。この際保存する必要はありません。
メモ帳の印刷機能を起動
次に印刷機能を起動しますが、メモ帳の場合はメニューの[ファイル]->[印刷]から起動できます。
「プリンターの選択」から[Bullzip PDF Printer]を選択して[適用]をクリック
「プリンターの選択」から[Bullzip PDF Printer]を選択して[適用]を押します。
プリンターを選択する
使用できるプリンター・仮想プリンターが多い場合は横スクロールしないと見えない可能性があるので注意してください。

あとは通常の印刷と同じように[詳細設定]からレイアウトなどを指定して[印刷]を押します。

保存先などの設定画面
通常の印刷であればこのまま印刷が開始されますが、Bullzip PDF Printerの場合は、保存先などを設定する画面が表示されます。

今回はこのまま保存するので、一番下の[保存]を押しましょう。保存先を変更しなかった場合はデスクトップにPDFファイルが生成されたはずです。

PDF化されたテキスト
生成された PDFファイルを開くと、入力したテキストが PDF 化されているはずです。

このように、印刷機能を待つソフト以外であれば何でもPDF化することが可能です。

別の形式で保存する

Bullzip PDF PrinterはPDF以外に以下の形式で出力・生成することができます。

  • BMP
  • JPEG
  • PNG
  • TIFF
  • EPS
  • PS
  • DOC
  • PCX
  • TXT
 

画像化されたテキスト
PDFではなく画像化することも可能ですので、画像の方が都合がいい時はPNGやJPEGとして保存することも可能です。

PDF情報を埋め込む

PDFには作成者名やタイトル・題名などを埋め込むことができますが、これらのPDF情報を出力時にカスタマイズすることができます。

Bullzip PDF Printerの印刷設定画面で[ドキュメント]タブを選択
PDF情報を編集する場合は、Bullzip PDF Printerの印刷設定画面で[ドキュメント]タブを選択します。

こちらのテキストボックスに各種情報を入力することでPDF 情報を埋め込むことができます。

Bullzip PDF Printerの印刷設定画面の[ドキュメント]タブ
PDF情報だけでなく品質設定やPDFソフトの互換性レベルなど細かい設定も行えるので、デフォルトの出力では少々困ることがあるという場合は、こちらの項目の編集しておきましょう。

パスワードを設定する

生成する PDF にパスワードを設定して知っている人しか閲覧できないようにすることもできます。

Bullzip PDF Printer印刷設定画面で[セキュリティ]タブに切り替える
パスワードを設定したい場合はBullzip PDF Printer印刷設定画面で[セキュリティ]タブに切り替えます。

「所有者のパスワード」に自分専用のパスワードを入力します。「ユーザーのパスワード」にはPDFを開くときに要求するパスワードを設定してください。

両方とも同じパスワードにしてしまうとPDF作成者以外がパスワード設定を解除できてしまうので注意してください。

「許可」の[許可を設定する]にチェックを入れて[許可されていません]を選択して印刷を禁止する
印刷も禁止したい場合は「許可」の[許可を設定する]にチェックを入れて[許可されていません]を選択しましょう。

これでPDFのセキュリティーを高められます。


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