iPhoneのフォントをデフォルトからかえる方法!

iPhoneのフォントをデフォルトからかえる方法!

iPhoneのフォントをデフォルトから変更する方法を解説していきます。iPhoneのフォントを脱獄なしに変える方法や特定のアプリでフォントをかえるAnyFontを実際に使ってみました。


目次[非表示]

  1. iPhoneのフォントをかえたい!
  2. iPhoneのフォントについて
  3. iPhoneのフォントをかえる方法
  4. AnyFontを使ってみた
  5. まとめ

iPhoneのフォントをかえたい!

iPhoneのフォントをかえてみたい!という方向けにiPhoneのフォントをかえる方法についてまとめてみました。

よく言語の設定で「英語」「日本語」「中国語」など言語の一覧から選ぶ機能はありますが、同じようにフォントの一覧もあるだろうと思って「設定アプリ」を開いた見たけど、フォントの設定変更が見当たらない・・ Androidの場合は設定からフォントの変更が可能ですが、実はiPhoneの場合は通常フォントの設定ができない事になっています。

しかし特定のアプリをつかえば、システムのフォントは変更できませんが、多くのアプリの中でフォントを変更することが可能になります。

今回はフォントをデフォルトからかえる方法について解説をしていきます。

iPhoneのフォントについて

iPhoneの歴代のフォント

iOS9までは「Helvetica Neue」というフォントが使用されていました。

個人的には好きで見やすいフォントなのですが、iOS9からは「San Francisco」というフォントに変更されています。

さらに「San Francisco」のフォントには2種類用意されており、iOS、 OSX、tvOS向けの「San Francisco」というフォントとAppleWatchなどのWatchOS向けの「San Francisco Compact」が用意されています。
※画像はそれぞれのフォントの太さ別の一覧となっています。

iOS9以降は「San Francisco」のフォントがシステムフォントとして使用され、アプリで表示されるテキストはほとんどが「San Francisco」のフォントとなります。

iPhoneのフォントをかえる方法

それではiPhoneのデフォルトのフォントからかえる方法について見ていきます。一般的に脱獄をする場合と脱獄しない場合の方法があります。それぞれ見ていきます。

脱獄してフォントを変更する

脱獄(JailBreak)とはiPhoneでApple側が許可していないアプリを使えるようにする事を指します。

特定のツールを利用しますが、通常AppStoreにないアプリを使えるようになります。ただし非公式のアプリの中には当然危険なアプリがある可能性があるのと、脱獄行為はソフトウェア利用許諾契約に違反する行為とみなされ、Appleのサポートを受けられなくなります。
(脱獄行為自体は違法性という意味では日本ではグレーゾーンとなっています)

脱獄をした場合は「BytaFont」というアプリでフォントの変更が簡単に行なえますが、上記の通りリスクがあるためおすすめはしません

AnyFontのアプリを使用する

次に脱獄せずに正攻法でフォントをかえる方法を紹介します。

「AnyFont」のアプリを使うことでフォントの変更が可能になります。AnyFontはAppStoreから配布されているアプリですので、グレーな部分はありませんがこちらは有料アプリとなっています。
※2017年3月21日現在で価格は「240円」となっています。

ただしAnyFontの場合はシステムフォントは変更できません!特定のアプリでのみフォントの変更が可能となりますのでご注意下さい。脱獄なしにシステムフォントをかえる方法は現在のところは無いかと思います。

AnyFontを使ってみた

実際にAnyFontを購入し、使ってみてフォントをかえることをやっていきます。使用端末とOSは ・iPhone7 ・iOs10.2.1 を使用しています。

インストール後にAnyFontを起動します。AnyFontでフォントを自分の好きなフォントにかえるには使用するフォントを用意する必要があります。TypingArtからフォントを調達したいと思います。 TypingArt 今回は「kodomoゴシック 細め」というかわいらしいフォントを使ってみます。

AnyFontを購入し、起動するとチュートリアルが表示されますので、そのとおりにフォントをインストールし、使えるようにしていきます。

TypingArtからフォントファイルをzipでダウンロードする際に、「AnyFontで読み込む」のアイコンが追加されますので、そちらからダウンロードを行います。

最終的に独自のフォントのメニューにインストールしたフォントの名前が出てきていればOKです!これでこのフォントを使う準備が整いました。 他のフォントをインストールした場合もこの「独自のフォント」のメニューにフォントの一覧が表示される形となります。

iPhoneにデフォルトで入っている「Pages」を使って、何か文章を書いてみたいと思います。

デフォルトでは「ヒラギノ角ゴ ProN」が選択されていますが「こども丸ゴシック細め」が追加されています!! こども丸ゴシック細めを使って、文章を書いてみましょう!

おおおぉぉ!!!すばらしい!! フォントが変わっています!かわいらしい文字になっていますw

このやり方でPagesだけではなくWord、Excel、PowerPointなど互換性のあるアプリもたくさんありますので、ぜひお試し下さい。

まとめ

iPhoneでのフォントの変更方法についてまとめました。

残念ながら脱獄なしにシステムフォントをかえる方法は現在のところなさそうです。しかしAnyFontの機能を使えば、特定のアプリですが、フォントを変更することができます。 ぜひお試しください!


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