H2testwのダウンロードと使い方の手順を紹介!

H2testwのダウンロードと使い方の手順を紹介!

USBメモリやSDカード・外付けor内蔵HDDの検査を行いたい場合には、フリーソフト「H2testw」を使用することで簡単にストレージチェックを行うことができますよ。この記事では、H2testwのダウンロードと使い方の手順をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. H2testwとは?
  2. H2testwで出来ること
  3. H2testwのダウンロード
  4. H2testwの使い方と設定方法
  5. H2testwの評判
  6. まとめ

H2testwとは?

H2testw

USBメモリやSDカードをショッピングサイトで買う時に、ノーブランドのUSBメモリやSDカードも増えてきましたよね。ノーブランドだったり販売ため本当に表記どおりのデータ容量があるのか・またしっかりとした製品なのか確認したいというケースはありますよね。

そんな時に便利なのが、フリーソフト「H2testw」です。H2testwを使うことで、USBメモリ・SDカード・外付けor内蔵ハードディスクなどのストレージドライブにデータの書き込み・読み取りが行われて検査されます。検査が完了すれば、機器の状態をチェックすることができますよ。

H2testwで出来ること

H2testwで出来ることですが、基本的にはUSBメモリ・SDカード・HDDなどのストレージデバイスの検査です。ストレージに対して書き込みと検証テストを行います。書き込みはストレージの容量いっぱいまで行われ、テストファイルを保存したのちにファイルの読み込みを行い正常に読み込めるかどうかチェックします。

これにより、ストレージに不良セクタがあるかどうかの確認や、容量が正しいかどうかを確認することができます。また、データの転送速度の計測も行うことができますよ。

H2testwのダウンロード

「ダウンロード」項目のリンクをクリック
それでは、H2testwをダウンロードしましょう。H2testwは下記リンク先のソフトウェア配布サイトよりダウンロードすることができます。アクセスしたら下の方にスクロールして、「ダウンロード」項目のリンクをクリックすればH2testwがダウンロードされますよ。
H2testw 1.4 | ダウンロードと使い方 | ソフタロウ

H2testwの使い方と設定方法

h2testw.exeファイル
それでは、H2testwの使い方と設定方法を説明します。まずはダウンロードした「h2testw_1.4.zip」を解凍して、作成されたフォルダ内の「h2testw.exe」を開きましょう。スタンドアロンのアプリケーションなので、インストールは必要ありません。
「English」に設定→「Select target」をクリック
H2testwを起動したら、まずは言語を「English」に設定します。デフォルトではドイツ語なので分かりづらいため、英語にしたほうが分かりやすくなります。なお日本語化はできません。続いて、「Select target」をクリックしてエラーチェックを行うストレージを指定しましょう。

「Data volume」の項目は「all available space」を選択してから「Write +Verify」をクリックしましょう。特定の容量だけチェックしたい場合は、「only~MByte」を選択して数値を入力しましょう。

※システムドライブやデータを保存しているドライブを間違って指定しないように注意しましょう。

検査したいストレージが空でない場合の警告文
もし検査したいストレージが空でない場合は画像の警告文が表示されます。「OK」をクリックすることでそのままテストが始まりますが、正確にテストを行いたいの出れば事前にファイルの削除を行い、空の状態にしておきましょう。
H2testwによるテスト中の画面
H2testwによるテストが始まります。進捗度合いはウィンドウ下部のプログレスバーで確認できるので、作業が完了するまで待ちましょう。

テストの速度は、使用するUSBポートやUSB機器だけでなくパソコンのスペックにも影響されます。もしロースペックなパソコンを使用している場合、H2testwでテストを行いながらパソコンで作業を行うと作業が重くなるだけでなく、H2testwによるテストも遅延してしまいます。H2testwでテストを行う場合は、なるべくパソコンから離席している時に行うことを推奨します。

書き込みにかかった時間(Writing)と検査時間(Verifying)の表示
テストが完了すると、書き込みにかかった時間(Writing)と検査時間(Verifying)が表示されます。詳細情報もテキストで出力されますよ。「Copy to clipboard」をクリックすることでクリップボードに情報がコピーされるので、メモ帳などのテキストエディタに貼り付けることで検査結果を保存しておくことも可能です。
テストに使用されたファイルを削除
H2testwによるテストが完了したら、テストを行ったUSBメモリ・SDカードをエクスプローラーで開きましょう。画像のようにテストに使用されたファイルが残ったままとなっているので、まとめて削除しましょう。一つ一つのファイルが1GBほどになっているため、放置しておくと邪魔になります。

H2testwの評判

H2testwの評判ですが、手軽にUSBメモリやSDカードのチェックを行うことのできるツールとしてネットユーザーからの評判が良いです。冒頭で説明したように、インターネットショッピングではノーブランドのUSBメモリやSDカードが横行する時代になっているため、容量や値段に釣られて買ったけど、正常に使用できるかどうか確かめたいという場合に重宝します。

実際、USBメモリのように見えるけど内部が異なる粗悪品やSDカードの表面を書き換えた問題のある製品などが出回っています。製品に表記されている容量より容量がかなり少ないなんてこともザラにあるため、H2testwによるチェックで安全に使用できるかどうか確かめられるメリットは大きいですね。

また、手持ちのストレージデバイスの不良セクタ数をチェックすることで残り寿命をある程度把握するといったことも可能なので汎用性が高いところも地味にポイントが高い点です。

まとめ

H2testwのダウンロードと使い方の手順を紹介!いかがでしたでしょうか。

安いUSBメモリやSDカードを買った時に、正常に動作するか・また容量は表記通りなのかきちんと確かめたいというケースは少なくありません。そこで役に立つのが「H2testw」です。H2testwでストレージのテストを行うことで、ちゃんと動作するか・容量は正しいのかを手軽に確認することができますよ。また手持ちのストレージの残り寿命を大まかに掴むという用途にも用いることができます。手持ちのストレージデバイスの状態を確かめたくなったら、ぜひH2testwを使用してみてくださいね。


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