ExcelのSUMPRODUCT関数とは?
Excelで掛け算を行った結果が複数存在していて、それらの結果を合計したい場合に使用する関数が「SUMPRODUCT関数(読み方:サムプロダクト)」です。SUMPRODUCT関数を使用することで、範囲・配列に対応している要素の積を合計した結果を返すことができますよ。
この記事では、ExcelのSUMPRODUCT関数の使い方をご紹介していきます。
ExcelのSUMPRODUCT関数の使い方
SUMPRODUCT関数の書式・引数
SUMPRODUCT関数の書式は「=SUMPRODUCT(配列1,[配列2],[配列3]
,…)」となります。引数の「配列1」は必須で、計算の対象になる要素を含んでいる最初の配列を指定します。「[配列2]」以降は必要であれば入力しましょう。最大で255個まで指定することが可能となっています。
SUMPRODUCT関数の基本的な使い方
画像の例では「価格」が入力されているのがC3セルからC7セル・「数」が入力されているのがD3セルからD7セルになるので「=SUMPRODUCT(C3:C7,D3:D7)」と入力します。あとはEnterキーを押すことで計算が行われます。
複数の条件をすべて満たしているデータのカウントを行う
条件を満たしているセルの数を数える際に使用する関数といえば「COUNTIF関数」ですが、SUMPRODUCT関数でも条件を満たしているセルの数を数えることができますよ。
複数の条件をすべて満たしているデータの合計を求める
複数の条件をすべて満たしているデータの合計値を求めることも可能です。「複数の条件をすべて満たしているデータのカウントを行う」の数式に併せて配列を引数として指定することによって、データの合計を求めることができます。