Excelでセルにある文字列を結合する方法を紹介!

Excelでセルにある文字列を結合する方法を紹介!

Microsoft Excelで、セルにある文字列を結合したいと思ったことはありませんか?各セルの文字列の結合を行いたい場合は、関数などを使用することでまとめることができますよ。この記事では、Excelでセルにある文字列を結合する方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Excelでセルにある文字列を結合したい
  2. Excelでセルにある文字列を結合する方法

Excelでセルにある文字列を結合したい

「都道府県」・「市町村」・「それ以降」で住所が区切られた表
Microsoft Excelで、セルにある文字列結合したいと思ったことはありませんか?例えば画像の表では「都道府県」・「市町村」・「それ以降」で住所が区切られていますが、これらの住所をひとまとめにしたいという際に手打ち入力し直すのは面倒ですよね。そこで、文字列の結合を行いましょう。この記事では、Excelでセルにある文字列を結合する方法をご紹介していきます。

Excelでセルにある文字列を結合する方法

&でセルの文字列を結合する

D3セルに「=B3&C3」と入力
セルの結合数が少ない場合は、「&」を使用してセルの結合を行いましょう。画像例では「=B3&C3」と入力してB3セルの「石川県」とC3セルの「小松市」を指定しています。
B3セルとC3セルの文字列を結合デキタ
これで、D3セルに「石川県小松市」とB3セルとC3セルの文字列を結合した文字列を出力させることができました。オートフィルに対応しているので、セル右下のフィルハンドルをドラッグして下方向に引っ張れば残りのセルにも同じ数式を適用して結合した文字列を出力させることができますよ。

CONCATENATE関数を使用する

Excelで使用できる関数の一つに「CONCATENATE関数(読み:コンカティネート)」があります。CONCATENATE関数は、指定した文字列・検索結果を結合することのできる関数です。引数は最大30個まで指定することができます。

E3セルに「=CONCATENATE(B3,C3,D3)」と入力
CONCATENATE関数の数式は「=CONCATENATE(文字列1[,文字列2,文字列3…])」となります。画像の例では、E3セルに「=CONCATENATE(B3,C3,D3)」と入力して各セルの文字列を指定しています。
E3セルにB・C・D列の文字列が結合できた
これで、B列の「都道府県」・C列の「市町村」・D列の「それ以降」に記載されている文字列を統合してセルに出力することができました。あとはセルの右下にあるフィルハンドルをドラッグして下方向に引っ張り、オートフィルを適用することでまとめて残りのセルの文字列の結合を行うことができますよ。

CONCAT関数を使用する

CONCATENATE関数に似ている「CONCAT関数(読み:コンカット)」というものがあり、CONCAT関数ではCONCATENATE関数とは違い、セルを範囲指定することができます。また間に空白のセルがあっても、無視して文字列を結合することができます。

E3セルに「=CONCAT(B3:D3)」と入力
CONCAT関数の数式は「=CONCAT(文字列1[,文字列2,文字列3…])」となります。画像の例では、E3セルに「=CONCAT(B3:D3)」と入力して各セルの文字列を範囲指定しています。
各セルの文字列を結合してE3セルに出力できた
これで、各セルの文字列を結合してE3セルに出力することができました。ちなみにCONCAT関数で区切り文字を挿入したい場合は「A1:B1","C1:D1」のように区切りたい範囲の間に「","」を挿入することで文字を区切ることができます。

もちろんオートフィルが可能なので、フィルハンドルを下方向に引っ張れば数式が残りのセルにも適用されますよ。

値で貼り付ける

「貼り付けのオプション」→「値」をクリック
文字列を結合した後、結合前のセルが不要になってもそのまま削除してしまうと出力後の文字列がエラーになってしまいます。そのため必要な文字列は「Ctrlキー+Cキー」でクリップボードにコピーして、別のセルに右クリックして「貼り付けのオプション」→「値」で貼り付けましょう。
文字列を貼り付けることができた
これで、数式ではなく文字列を貼り付けることができますよ。あとは、元のセルを削除しても大丈夫です。

関連記事