スプレッドシートでカレンダーを作成する方法を紹介!

スプレッドシートでカレンダーを作成する方法を紹介!

Googleスプレッドシートで、カレンダーを作成したいと思ったことはありませんか?Excelではカレンダーのテンプレートが用意されていますが、スプレッドシートにはありませんよね。この記事では、スプレッドシートでカレンダーを作成する方法をご紹介していきます。


目次[非表示]

  1. スプレッドシートでカレンダーを作成したい
  2. スプレッドシートでカレンダーを作成する方法

スプレッドシートでカレンダーを作成したい

Googleスプレッドシートで、カレンダーを作成したいと思ったことはありませんか?Microsoft Excelと違いスプレッドシートにはカレンダーのテンプレートが用意されておらず、カレンダー作成機能などもないのでカレンダーを作成したいのであれば手入力で一から用意する必要があります。この記事では、スプレッドシートでカレンダーを作成する方法をご紹介していきます。

スプレッドシートでカレンダーを作成する方法

B1セルを選択→「データ」タブ→「データの入力規則」をクリック
それでは、スプレッドシートでカレンダーを作成する方法を説明していきます。まずはB1セルを選択した状態で画面上部の「データ」タブをクリックしてメニューを開き、「データの入力規則」をクリックしましょう。
「リストを直接指定」を選択し用意したい年数を入力→「保存」をクリック
「データの入力規則」ダイアログボックスが表示されるので、「条件」のプルダウンメニューから「リストを直接指定」を選択して用意したい年数を入力します。この例では「2022年,2023年,2024年,2025年」と入力して「保存」をクリックしています。
年数のプルダウンメニューが作成された
B1セルに年数のプルダウンメニューが作成されました。同じようにC1セルを選択して「データの入力規則」ダイアログボックスから「1月,2月,3月,4月,5月,6月,7月,8月,9月,10月,11月,12月」のプルダウンメニューを作成しましょう。
B3セルに「日」を入力
プルダウンメニューの作成が完了したら、曜日を入力しましょう。B3セルに「日」を入力してからフィルハンドルをドラッグして右方向に引っ張り、H3セルまで引っ張ってから離すことで「日~土」までの日付が自動的に入力されますよ。
H1セルに「=DATE(VALUE(SUBSTITUTE(B1,"年","")),VALUE(SUBSTITUTE(C1,"月","")),1)」と入力
続いては、月の初めの日を取得する関数を入力します。H1セルに「=DATE(VALUE(SUBSTITUTE(B1,"年","")),VALUE(SUBSTITUTE(C1,"月","")),1)」と入力しましょう。これで、H1セルに「2022/01/01」が表示されます。
B4セルに「=H1-(WEEKDAY(H1,1)-1)」と入力
月初めの日を取得したら、B4セルに「=H1-(WEEKDAY(H1,1)-1)」と入力して最初のセルの日付を求めます。先ほどの月初めの日から、初日の曜日を取得して引き算をすることで最初のセルの日付である「2021/12/26」が出力されました。
C4セルに「=B4+1」と入力
続いて、C4セルに「=B4+1」と入力して次の日である「2021/12/27」を出力します。あとはフィルハンドルをドラッグしてH4セルまで引っ張ることで、残りのセルにも日付が反映されますよ。
B5セルに「=H4+1」と入力
次は2週めの最初の日付を入力するために、B5セルに「=H4+1」と入力します。続いてC5セルに「=B5+1」と入力して日付を表示させたら、フィルハンドルでH5セルまでドラッグしましょう。
2週めの範囲を選択し下方向へオートフィルを行う
2週めの範囲を選択した状態で下方向へオートフィルを行い、一月分の日付を出力しましょう。
「表示形式」→「数字」→「カスタム数値形式」をクリック
これで一月分の日付を入力することができましたが、年と月の表示が邪魔ですよね。そこで、表示形式を変更しましょう。日付の入力されたセルを範囲指定して、画面上部の「表示形式」メニューを開いて「数字」→「カスタム数値形式」をクリックしましょう。
「d」と入力して「適用」ボタンをクリック
「カスタム数値形式」のダイアログボックスが表示されるので、「d」と入力して「適用」ボタンをクリックしましょう。
カレンダーのように日にちのみ表示になった
これで、カレンダーの日付から年と月を非表示にして日だけを表示することができました。
年と月のプルダウンメニューから他の年・月を選択して日付を確認してみましょう
最初に作成した年と月のプルダウンメニューから他の年・月を選択して、日付が連動して変更されるかどうか確かめてみましょう。
「表示形式」→「条件付き書式」をクリック
日付が連動されることを確認したら、次は日付に対して色を付けていきます。当月以外の日付は灰色・土曜日は青色・日曜日は赤色に設定してみましょう。日付を範囲選択した状態で画面上部の「表示形式」メニューを開いて、「条件付き書式」をクリックしましょう。
「カスタム数式」を選択し「=MONTH(B4)<>VALUE(SUBSTITUTE($C$1,"月",""))」と入力→文字色を灰色に・背景色をなしにして「完了」をクリック
画面の右側に「条件付き書式設定ルール」が表示されるので、「セルの書式設定の条件」のプルダウンメニューから「カスタム数式」を選択します。まずは当月以外の日付を灰色にするために「=MONTH(B4)<>VALUE(SUBSTITUTE($C$1,"月",""))」と数式を入力してから文字色を灰色に・背景色をなしにしてから「完了」をクリックしましょう。
「カスタム数式」を選択→「=WEEKDAY(B4)=7」と入力→字色を青色に・背景色をなしにして「完了」をクリック
続いて土曜日の色を青色にします。「条件を追加」をクリックして同じようにセルの書式設定の条件で「カスタム数式」を選択してから「=WEEKDAY(B4)=7」と入力し、文字色を青色に・背景色をなしにして「完了」をクリックしましょう。
「カスタム数式」を選択→「=WEEKDAY(B4)=1」と入力→文字色を赤色に・背景色をなしにして「完了」をクリック
最後に、日曜日の色を赤色にしましょう。「条件を追加」をクリックしてセルの書式設定の条件で「カスタム数式」を選択してから「=WEEKDAY(B4)=1」と入力し、文字色を赤色に・背景色をなしにして「完了」をクリックしましょう。
当月以外の日付を灰色に・土曜日の日付の色を青色に・日曜日の日付の色を赤色にできた
これで、当月以外の日付を灰色に・土曜日の日付の色を青色に・日曜日の日付の色を赤色にすることができました。

あとはセルの幅や枠線を挿入して、カレンダーとして仕上げればOKですよ。


関連記事