ExcelのTEXT関数の使い方をご紹介!

ExcelのTEXT関数の使い方をご紹介!

Microsoft Excelには、「TEXT関数」という関数が用意されています。TEXT関数を使用することで、特定の文字列を表示コードを使用して任意のデータに変更できますよ。この記事では、ExcelのTEXT関数の使い方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. ExcelのTEXT関数とは?
  2. ExcelのTEXT関数の使い方

ExcelのTEXT関数とは?

Microsoft Excelには、「TEXT関数(テキスト)」という関数があります。TEXT関数とは、書式設定をする値に対して表示形式コードを適用して、文字列の表示形式を変更することのできる関数です。

一例としては、日付を表示コードを使用して任意のデータに変更することが可能です。この記事では、ExcelのTEXT関数の使い方をご紹介していきます。

ExcelのTEXT関数の使い方

それでは、ExcelのTEXT関数の使い方を説明していきます。TEXT関数の数式は「=TEXT(値,表示形式)」となっています。第1引数の「値」で、表示形式コードを使用して変換したい数値を選択します。第2引数の「表示形式」で表示形式コードを指定しましょう。

B4セルに「=TEXT(B2"dd")」と入力
実際にTEXT関数を使用して、B2セルの日付からB4セルに「日」のみを表示させます。B4セルに「=TEXT(B2,"dd")」と入力して、Enterキーを押しましょう。
B4セルにB2セルの日付から「日」を取り出すことができた
これで、B4セルにB2セルの日付から「日」を取り出して「18」と表示させることができました。
他にも、表示形式を変更させることも可能です。今度は、B4セルに「=TEXT(B2,"aaa")」と入力してEnterキーを押しましょう。
B2セルの日付から「曜日」を抽出できた

これで、B2セルの日付から「曜日」を抽出することができました。日付は文字列ではありませんが、しっかりと「火」と曜日が表示されていることが確認できます。

B4セルに「=TEXT(B2,"dd")&"日です"」と入力
応用として、他の文字列とTEXT関数を繋ぐことも可能です。画像ではB4セルに「=TEXT(B2,"dd")&"日です"」と入力して、Enterキーを押して確定しています。
抜き出した数字の後ろに文字列を追加して表示できた
これで「18日です」のように、抜き出した数字の後ろに文字列を追加して表示させることができました。

上記の例のように、表示形式コードを指定することで様々な表示形式を設定することができますよ。下記に、表示形式コードの一例を記載します。

  • yy:西暦を下2桁で表示する
  • yyyy:西暦を4桁で表示する
  • m:月を数値で表示する
  • mmm:月の英語を短縮形で表示する
  • mmmm:月を英語で表示する
  • d:日付を数値で表示する
  • dd:日付を2桁の数値で表示する
  • #:1桁の数字を表示する
  • 0:1桁の数字を表示する数値の桁数が指定桁数より少ない場合に、先頭に0を表示する
  • ?:小数点以下の桁数が?の位置に満たない場合に半角の空白数字を表示する
  • .:小数点を表す
  • ,:桁区切りの記号をつける
  • %:パーセント表示
  • \:\を表示する
  • $:$を表示する
  • /:分数を表す


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