ExcelのCOUNTIF関数で空白以外をカウントしたい
Excelの表で、範囲内の人数や個数を特定して数えたい時、COUNTIF関数を使うことができます。その時、空白のセルも一緒に数えてしまうなら、正確な数字を出すことができませんよね。
COUNTIF関数は、特定の住所、何課、あるいは目標を達成した支店や個人の数を数えるなど、色々と活用できます。
空白を数えずに、正確な数字の結果を出せる関数は、ぜひ活用していきたいですね。
この記事では、Excelで個数を求める際に空白以外の正確な数だけカウントする方法をご紹介します。
ExcelのCOUNTIF関数で空白以外をカウントする方法
文字列だけの場合
COUNTIF関数の式は、
=COUNTIF(A1:A5,”*”)
というように、Excelでは文字が入力されていて数えたい範囲を指定し、ワイルドカード*をダブルコーテーションで囲うことで、文字が入力されているセルの数を表示させることができます。
この文字列の場合のように、セルに何か文字が入っていたら、このCOUNTIFの式だけで空白以外のセルを数えられます。
数値なども入力されている場合
COUNTIF関数は、文字列だけの時と違い、数値などがある場合に、Excelでの文字を意味するワイルドカード(アスタリスク*)を式に入力するだけでは、カウントできなくなります。
式は、
=COUNTIF(A1:A5,”〈〉”)
となります。
〈〉はイコールと反対の意味です。
数えたい範囲を指定し、〈〉で空白ではないという意味の式にします。
ExcelのCOUNTIFS関数で空白以外をカウントする方法
COUNTIFS関数は、複数の範囲と条件を入力し、その条件に合ったセルの数を求める関数です。
式は、
=COUNTIFS(C4:C13,">0")
となります。
範囲を指定し、"で囲って0と空白以外という式にします。
条件に合うセルを正確に数える
COUNTIF関数と、複数の範囲と条件で数えるCOUNTIFS関数。どちらもExcelを使用しているなら、便利に使えます。
空白のセル以外を数える方法なら、条件に合ったセルの数がすぐに分かります。カウントすることは活用することが多くありますが、
COUNTIFとCOUNTIFSの両方で、空白以外を数えて、ぜひ正確な結果を表示させたいですね。