ExcelのFLOOR関数とは?使い方を紹介!

ExcelのFLOOR関数とは?使い方を紹介!

Microsoft Excelを使用していて、数値の切り捨てを行いたいと思ったことはありませんか?数値の切り捨てに使用できる「FLOOR関数」を利用してみましょう。この記事では、ExcelのFLOOR関数とは何か?FLOOR関数の使い方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. ExcelのFLOOR関数とは?
  2. ExcelのFLOOR関数の使い方

ExcelのFLOOR関数とは?

Microsoft Excelで、数値の切り捨てを行いたいと思ったことはありませんか?Excelでは切り捨てを行うことのできる関数がいくつか用意されていますが、その中の1つが「FLOOR関数」です。FLOOR関数とは、指定した基準値の倍数に一番近い値で切り捨てを行うことのできる関数です。

この記事では、ExcelのFLOOR関数の使い方をご紹介していきます。

ExcelのFLOOR関数の使い方

FLOOR関数の書式

それでは、ExcelのFLOOR関数の使い方を説明していきます。FLOOR関数の書式ですが、「=FLOOR(数値,基準値)」となります。第1引数の「数値」で、切り捨てたい数値の指定を行います。数値は直接入力かセル参照で指定を行います。第2引数の「基準値」では、指定した基準値の倍数に近い値で切り捨てを行います。例として、数値が170で基準値が50の場合は50の3倍である150が一番近い値になるため、150に切り捨てられます。

FLOOR関数の使い方

D3セルに「=FLOOR(B3,C$3)」と入力
実際に、FLOOR関数を使用してみましょう。画像の例ではD3セルに「=FLOOR(B3,C$3)」と入力しており、値「100」を基準値の「30」で切り捨てます。この例では基準値を1つしか用意しておらず後でオートフィルをかけるので「C$3」で絶対参照にしていますが、他のセルにも基準値を入力しているなら絶対参照にしなくてもOKです。
基準値「30」の3倍である「90」がFLOOR関数の結果として表示された
これで、基準値「30」の3倍である「90」がFLOOR関数の結果として表示されました。
オートフィルを適用しよう

あとはセルの右下に表示されるフィルハンドルをドラッグして下方向に引っ張り、オートフィルを適用しましょう。これで、残りのセルにもFLOOR関数を使用して切り捨てを行うことができました。100と110は90・120/130/140は120・150は150と、それぞれ基準値の倍数に一番近い値で切り捨てられていることが確認できます。

以上が、ExcelのFLOOR関数の使い方となります。簡単な数式で切り捨てを行うことができるので、切り捨てを行う際に利用してみてくださいね。


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