MPC-HCとMPC-BEとは?
Windows環境で音楽を再生するためのフリーソフトに「MPC-HC」というものがありますが、似ている名前の「MPC-BE」というフリーソフトもあり、どちらを使えばいいのか困惑しているユーザーもいらっしゃるかと思います。
そこで、この記事ではMPC-HCとMPC-BEの違いをご紹介していきます。
MPC-BEとは
MPC-BEとは「Media Player Classic Black Edition」の略称で、MPC-HCの開発グループからスピンアウトして開発されたミュージックプレイヤーです。
MPC-HCはシンプルさが売りですが、MPC-BEはよくユーザーの声を取り入れるほか、開発者が実装したいと思った機能を積極的に実装するためMPC-HCのチューンアップ版といった感じで評価が高いです。ダウンロードは下記リンク先よりどうぞ。
MPC-HCとは
MPC-HCとは「Media Player Classic – Homecinema」の略称で、Windows Media Player6.4に近いインターフェースを備えたミュージックプレイヤーです。
見た目が旧Windows Media Player風なだけではなく、動作も軽いのが特徴です。シンプルな音楽プレイヤーを使いたいという人に人気の音楽プレイヤーとなっています。ダウンロードは下記リンク先よりどうぞ。
MPC-HCとMPC-BEの違い
MPC-HCとMPC-BEを比較した場合の違いについて簡単に説明します。
DVD・BDの再生の快適度合い
MPC-BEには、MPC-HCでは実装されていない音声オプション(AUD)や字幕オプション(SUB)ボタンがあります。そのためワンクリックですぐに操作を行えるのが便利です。
機能面
MPC-BEでは、動画の再生時にシークバーでプレビューを確認できるので区間移動もスムーズに移動することができます。リピート・ループの設定もオプションから設定可能なほか、デコーダーやフィルターの性能が高く、動画・音楽再生の安定度合いもMPC-HCに比べると高めです。
スキンに関しても、MPC-HCでは操作ボタンの背景がグレーから変わらないのに対して、MPC-BEではボタンイメージや背景色などの細かい部分の変更を行うことができます。
ストリーミング再生に対応
MPC-BEはYoutubeのストリーミング再生に対応していますが、MPC-HCは対応しておらずストリーミング再生ができません。