HandBrakeでの音ズレを修正する方法をご紹介!

HandBrakeでの音ズレを修正する方法をご紹介!

動画を再生したら大きく音ズレしている、もしくは再生すればするほど音ズレがひどくなるということあります。そういう時にはHandBrakeを使って音ズレを解消する方法があります。今回はHandBrakeで音ズレを解決する方法を紹介します。


目次[非表示]

  1. 動画の音ズレを修正したい
  2. HandBrakeでの音ズレを修正する方法

動画の音ズレを修正したい

動画が音ズレを起こしていてまともで視聴できないということはないでしょうか。

パソコンの処理が追いつかずに音ズレが発生することもありますが、パソコンの処理が追いついていないだけであれば音ズレは自動修正されますが、動画そのものに音ズレがあった場合は自動修正されません。

そういうときはHandBrakeを使用することで音ズレを解消できます。

HandBrakeとは

HandBrakeは動画を他の形式に変換することができるフリーのエンコードソフトです。

HandBrakeで適切な設定を行うことで音ズレを解消した動画を作成することもできます。

HandBrakeをまだインストールしていない方は、インストール方法別記事で解説していますのでそちらを参考にインストールしておいてください。

HandBrakeのインストールと使い方を紹介!【動画/変換/mp4】

無料で使用することができる動画エンコードソフト「HandBrake」をご存知でしょうか。HandBrakeはパソコンに保存してある動画やDVDの動画を変換するときに役立ちます。今回はそんなHandBrakeのインストール方法を紹介します。

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この記事ではHandBrakeをインストールしている前提で進めます。

HandBrakeでの音ズレを修正する方法

動画の音ズレが発生する原因は2つです。

  • フレームレートが適切ではない
  • 可変フレームレート設定になっている

フレームレートが適切でない場合

動画によってフレームレートが異なりますが、このフレームレートが音声と映像で同期していない場合は、徐々に音声がずれてくる症状が発生します。

ありがちなのが、30FPSの動画だと思ったら実態は29.97FPSだったパターンです。

30FPSの動画で映像が徐々に遅れてくる場合は、音声が29.97FPS用になっている可能性があります。

この場合はフレームレート設定を29.97FPSに変更してからエンコードすると良いでしょう。

フレームレート設定
フレームレート設定は「映像」タブに用意されています。

フレームレート設定を変更して動画をエンコードしましょう。

書き出した動画で徐々に音ズレする症状が改善された場合はフレームレートが原因です。

可変フレームレート設定になっている場合

可変フレームレートとは、動画の映像が静止画状態になるフレームを自動的に分析してフレームを飛ばす処理ですが、可変フレームレートに対応していない動画プレイヤーで再生した場合はフレーム飛ばしの補正が働かず、一定のタイミングで音声が大きくズレます。

かなり露骨にズレてくることが多いため、気づかない程度に少しずつズレていくのではなく一気に音ズレが発生した場合は可変フレームレート設定が原因である可能性が高いです。

この場合の解決方法は簡単です。

HandBrakeで動画エンコード設定を開き、「映像」タブに切り替える
HandBrakeで動画エンコード設定を開き、「映像」タブに切り替えます。
「フレームレート」を[可変フレームレート]から[固定フレームレート]に切り替える
「フレームレート」を[可変フレームレート]から[固定フレームレート]に切り替えます。

フレームレートの数値を選択しておく項目は[Same as source]にしておきましょう。

これは「元動画のフレームレートでエンコードする」という設定で、エンコードするために元動画のフレームレートを調べる必要はありません。

あとはエンコードを開始して動画を変換するだけです。

動画を変換した後動画プレイヤーや編集ソフトで開いて再生してみてください。可変フレームレート設定が原因だった場合はこれで解決します。