ExcelのISO.CEILING関数の使い方
Microsoft Excelで使用できる関数の中に「ISO.CEILING関数(アイエスオー・シーリング)」と「CEILING.PRECISE関数(シーリング・プリサイス)」というものがあります。これらの関数を使用すると、対象の数値を設定した基準値の倍数に切り上げることができますよ。
まずは、ISO.CEILING関数の使い方から説明します。ISO.CEILING関数の数式ですが、「=ISO.CEILING(数値,基準値)」となっています。第1引数の「数値」で、切り上げを行う数値を指定します。第2引数の「基準値」で、切り上げる際の基準となる数値を指定します。
ExcelのCEILING.PRECISE関数の使い方
もう一つの「CEILING.PRECISE関数」の使い方についても説明していきます。CEILING.PRECISE関数の数式は「=CEILING.PRECISE(数値,基準値)」となっています。第1引数の「数値」で、切り上げを行う数値を指定します。第2引数の「基準値」で、切り上げる際の基準となる数値を指定します。
お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、「ISO.CEILING関数」と「CEILING.PRECISE関数」は同じ働きをする関数です。何故このように2つの関数が用意されているのかは不明ですが、どちらの関数を使用しても同じように対象の数値を基準値の倍数に切り上げることができます。