ExcelのQUOTIENT関数とは?使い方を紹介!

ExcelのQUOTIENT関数とは?使い方を紹介!

Microsoft Excelで使用できる関数の1つに、「QUOTIENT関数(クオーシャント)」というものがあります。この記事では、ExcelのQUOTIENT関数とはどういった関数なのか・またQUOTIENT関数の使い方をご紹介しています。


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  1. ExcelのQUOTIENT関数の使い方

Microsoft Excelで使用できる関数の1つに、「QUOTIENT関数(クオーシャント)」というものがあります。QUOTIENT関数とは、対象の数値を除数で割った際の整数商を求めることができる関数です。

簡単に言えば、「除法(割り算)」を行った際の商の余りを切り捨てた商を求めることができるわけですね。この記事では、ExcelのQUOTIENT関数の使い方をご紹介していきます。

ExcelのQUOTIENT関数の使い方

それでは、ExcelのQUOTIENT関数の使い方を説明していきます。まずは、ExcelのQUOTIENT関数の数式から説明します。QUOTIENT関数の数式は「=QUOTIENT(数値,序数)」となります。第1引数の「数値」で、被除数(割られる数)を指定します。第2引数の「除数」で、除数(割る数)を指定します。どちらの引数も必須となり、引数に数値以外の値を指定した場合はエラー値の「#VALUE!」が返ってしまうため注意しましょう。

 

注意点ですが、冒頭で説明している通りQUOTIENT関数はあくまで整数商を求める関数です。ですので剰余を求めることはできないという点には注意しましょう。剰余を求めたい場合は、DIVIDE関数を使用しましょう。

D3セルに「=QUOTIENT(B3,C3)」と入力
実際に、QUOTIENT関数を使用してみましょう。画像の例では、D3セルに「=QUOTIENT(B3,C3)」と入力しています。
被除数の「50」を除数の「5」で割った結果を出力できた

これで、被除数の「50」を除数の「5」で割った結果を出力することができました。以上が、ExcelのQUOTIENT関数の使い方の説明となります。余りのない数値を割り算で求めたいといったケースにおいて、このQUOTIENT関数を使用することで余りのない商を求めることができますよ。


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