ExcelのCLEAN関数とは?使い方を紹介!

ExcelのCLEAN関数とは?使い方を紹介!

Microsoft Excelで使用できる関数の1つに「CLEAN関数」というものがあります。CLEAN関数とは、印刷することのできない特殊な記号・制御文字を削除することのできる関数です。この記事では、ExcelのCLEAN関数の使い方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. ExcelのCLEAN関数とは?
  2. ExcelのCLEAN関数の使い方

ExcelのCLEAN関数とは?

Microsoft Excelで使用できる関数の1つに「CLEAN関数(クリーン)」というものがあります。CLEAN関数とは、印刷することのできない特殊な記号・セル内での改行などの制御文字を削除することのできる関数です。

Excel以外のアプリケーションからインポートしたデータ内にこういった特殊記号や制御文字が混ざっていて削除したいといったケースで、CLEAN関数を使用して削除することができますよ。この記事では、ExcelのCLEAN関数の使い方をご紹介していきます。

ExcelのCLEAN関数の使い方

それでは、ExcelのCLEAN関数の使い方を説明していきます。まずは、CLEAN関数の数式から説明します。CLEAN関数の数式は「=CLEAN(文字列)」となります。引数の「文字列」で、対象の文字列内に制御文字などの印刷不可能な文字が含まれている場合にその文字を削除した文字列を返します。

B2セルに「=CHAR(6)&"前の記号を削除"」と入力
実際に、CLEAN関数を使用してみましょう。画像の例では、B2セルに「=CHAR(6)&"前の記号を削除"」と入力されています。「=CHAR(6)」により表示された記号は印刷不可能なので、これをCLEAN関数を使用して削除します。C2セルに「=CLEAN(B2)」と入力しています。
B2セルの「=CHAR(6)」によって表示された記号のみを削除した文字列をC2セルに表示できた
これで、B2セルの「=CHAR(6)」によって表示された記号のみを削除した文字列をC2セルに表示させることができました。
C2セルに「=CLEAN(B2)」と入力
他にも、セル内の改行を削除するといったことも可能です。画像の例では、B2セルに複数の改行が入力されています。これをC2セルに「=CLEAN(B2)」と入力することで挿入されている改行を削除していきます。
B2セルの文字列の中から改行のみを削除して1行にできた
これで、B2セルの文字列の中から改行のみを削除して1行にすることができました。以上が、ExcelのCLEAN関数の使い方の説明となります。

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