Androidのバージョンをアップデート(更新)するには?しないとどうなる?

Androidのバージョンをアップデート(更新)するには?しないとどうなる?

Androidは、OSのバージョン・ソフトフェアやセキュリティのアップデートが配信されることがあります。スマホをアップデートすると、不具合が修正されたり使い勝手がよくなります。この記事では、Androidのバージョンをアップデートする方法を説明しています。


目次[非表示]

  1. Androidのアップデート
  2. Androidのアップデートを行う方法
  3. Androidのアップデートができない!
  4. まとめ

Androidのアップデート

Androidスマホを使っていると、「OSのアップデート(バージョンアップ)」や「ソフトウェア・セキュリティ更新」といった通知が届くことがあります。

しかし、アップデートしたりソフトウェア更新をすることの意味が分からないという人も多いのではないでしょうか。

なぜなら、別にアップデートしなくても現行のバージョンのまま満足にスマホが使えている場合がほとんどだからです。

アップデートした方がいい?

下記に記載しているデメリットが問題なさそうであれば、アップデートの通知が届いたらできるだけ更新したほうがいいでしょう。

なぜなら、OSのアップデートは新しい機能が追加される・操作性が良くなる・既存の機能がパワーアップするなど、メリットが大きいからです。

特に分かりやすいの例としてAndroid4.4からAndroid5.0へバージョンアップした場合を挙げますが、4.4と5.0を比べると操作性とデザインが丸ごと変わって別物と言っていいぐらいですし、現在では4.4以前のバージョンでは動作しないアプリも多く出ています。OSのバージョンによってアプリが使用できるかどうかも変わるわけですね。

ソフトウェア・セキュリティ更新の場合、その端末の不具合やセキュリティの欠陥が修正されて操作性や安全性が向上します。基本的にソフトウェア・セキュリティ更新はOSのバージョンが最新の端末に対して行われます。

一応のデメリットとして、アプリが最新のバージョンに対応していないため動作しなくなる・古い端末の場合ハードウェアの性能が追いつかず動作が遅くなるといったケースがあります。ですが、アプリの場合は製作者が対応しますし、基本的にハードウェア性能が追いつかないアップデートは配信されないことが多いので安心していいでしょう。
※もちろんアプリが更新されないケースなどがあるので、よくレビューやTwitterでの反応を見てアップデートを決めた方が安全です。

アップデートしないとどうなる?

アップデートを放置していると、今まで使えていたアプリがある日使えなくなるといった事が起こりえます

なぜなら、新しいバージョンに対応するために古いバージョンを切り捨てる場合があるからです。
※もちろんアップデートした事でアプリ側が最新に対応しておらず使えないという逆パターンもありえますが

また、新しい機能が追加されたのに使えない、既存の機能の不具合が改善された場合デメリットのある機能のまま使うことになるなど、利便性が向上したのにもかかわらずその恩恵を享受できないので困ってしまいますね。

特に危険なのが、ソフトウェア・セキュリティ更新を行わないことです。

これらの更新は欠陥を修正することがほとんどなので、そのままにしておくというのはセキュリティに欠陥がある状態のまま放置するということです。

これらの欠陥を放置していると、インターネット接続している時にスマホがサイバー攻撃されたり、インストールしたアプリが悪質なものだった場合個人情報が盗まれてしまうなど、常に危険な目に合ってしまう状態になってしまいます。

そのため、ソフトウェア・セキュリティの更新が配信されたらできるだけ早くアップデートするよう心がけたほうが良いでしょう。

Androidのアップデートを行う方法

Androidのアップデートを行う方法を順番にご紹介します。

アップデートを行う前に注意しておくべきこと

スマホのアップデートを行う際には注意すべきことがあります、

まずは通信環境です。アップデートの更新ファイルはファイルサイズは大きいものがほとんどで、ダウンロードに時間がかかります。

ですので、途中で通信が切れてしまうと最初からやり直しになってしまうため、かなりの時間のロスになってしまいます。

できるだけ通信環境の良い場所で行うことをおすすめします。ベストなのはwifiに接続して行うことです。

現在のスマホのバッテリーの残量には特に注意しましょう。

アップデートの途中にバッテリーが尽きて電源が切れてしまうと、アップデートが失敗するどころかスマホのデータが破損して起動しなくなってしまう場合があります。

出来るだけ100%充電しておくか、充電器に繋いだ状態でアップデートを行いましょう。

スマホのストレージ容量を確保できているかも確かめておきましょう。

ストレージ容量が不足していると、アップデートファイルのファイルサイズが足らなくてダウンロードできないからです。また、ストレージ容量がギリギリの場合アップデート中にエラーを起こすこともあります。

もしアップデートするための容量が足らない場合は、不要なアプリを削除したり、データをmicroSDに移動して十分な空き容量を確保するようにしましょう。

最後に、バックアップを取っておきましょう。Androidのバックアップ方法はGoogleアカウントを使うものとバックアップアプリを使う方法の2つがあります。今回はGoogleアカウントを使う方法を説明します。

設定メニューの「バックアップとリセット」をタップしましょう。

「データのバックアップ」をタップしてONにしましょう。これでデータが自動的にバックアップされるようになります。バックアップしたデータを適用する場合は、今使っているGoogleアカウントでログインすれば適用されます。

バックアップされるデータはGoogleアカウントに紐付けられたもの・Google Playでインストールしたアプリ・wifiの設定などです。

スマホ単体でアップデートする方法について

アップデートが配信された場合、スマホの通知にその旨が表示されます。

環境に問題がなければ、そのままダウンロードをタップしましょう。ダウンロードが終了したら「インストール」をタップすれば、スマホが再起動してアップデートが始まります。

アップデートする準備が行えていない場合は「後で」をタップし、準備が終わったら設定メニューの「システムアップデート」をタップし、「今すぐ更新」をタップすればアップデートのダウンロードが終了次第、スマホが再起動しアップデートが行われます。

アップデート中は画像のように、Androidロボットが表示された状態で進みます。

アップデートの時間は内容によって変わりますが、基本的に数十分かかるものと思ってください。

アップデート中は一切スマホが使えないので、スマホを使う用事がある場合は終わらせるまでアップデートするのは避けたほうがいいでしょう。

スマホが再起動して動かせるようになったら、設定メニューから端末情報を確認してアップデートが正常に行われたか確認しましょう。

パソコンに接続してアップデートする方法について

スマホの中にはパソコンと接続してアップデートを行えるものもあります。

パソコンからアップデートを行う場合、スマホごとにやり方が違うので、スマホのホームページを参照してツール・データをダウンロードしてアップデートを行いましょう。

パソコンからアップデートする場合、スマホをmicroUSBで接続しているためバッテリー容量や通信環境について心配する必要はありません。

Androidのアップデートができない!

アップデートできないときにどうすべきかをいくつかご紹介します。

準備ができていない場合

スマホのストレージ容量が少ないためにアップデートが行えないというミスはよく聞きます。

不要なデータ・アプリを削除して、必要なものはmicroSDに移動するなどしてしっかりと容量を確保しましょう。

また、通信環境やバッテリー残量もチェックしましょう。

スマホに問題がある場合

ちゃんと準備しているのにアップデートが行えない場合、スマホ本体を一度再起動してみましょう。

再起動してもアップデートできない場合、時刻設定がおかしい可能性があります。設定メニューの「日付と時刻」から、「日付と時刻の自動設定」がオンになっているのか確認しましょう。

それでもアップデートできない場合はスマホ本体に問題があるかもしれないので、修理するか機種変更を考慮してみたほうがいいかもしれません。

スマホが古くてアップデートが配信されない場合

使用しているスマホが古すぎて最新のOSにハードウェアの面で対応できないという場合は、アップデートが配信されないことがほとんどです。この場合は残念ですが諦めるしかありません。

どうしてもアップデートしたい場合は新しい端末の購入などを検討しましょう。

まとめ

Androidのバージョンをアップデート(更新)するには?しないとどうなる?いかがでしたでしょうか。

アップデートはスマホの機能・操作性・セキュリティなど、色々な部分が改善・向上されます。アップデートが配信されても今のままで足りている…という人も、メリットのほうが大きいのでぜひ記事を参考にしてアップデートしてみてください!


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