Excelで三角関数を計算する方法を紹介!

Excelで三角関数を計算する方法を紹介!

Excelで、三角関数の計算を行いたいと思ったことはありませんか?Excelでは三角関数を求めることのできる関数が用意されており、簡単に三角関数を計算することが可能となっていますよ。この記事では、Excelで三角関数を計算する方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Excelで三角関数を計算する
  2. Excelで三角関数を計算する方法

Excelで三角関数を計算する

Microsoft Excelで、三角関数の計算を行いたいと思ったことはありませんか?Excelでは三角関数を求めることのできる関数が用意されており、簡単に三角関数を計算することが可能となっていますよ。この記事では、Microsoft Excelで三角関数を計算する方法をご紹介していきます。

Excelで三角関数を計算する方法

Excelで三角関数を計算したい
それでは、Excelで三角関数を計算する方法を説明していきます。画像の例では2列目に「角度(度数)」を表示し、3列目に「角度(弧度法:ラジアン)」・4列目に「サイン」・5列目に「コサイン」・6列目に「タンジェント」を出力していきます。
C3セルに「=RADIANS(C2)」と入力
まずは、三角関数に必要である角度を度数法から弧度法…ラジアンに変換していきます。度数法の角度をラジアンに変換するには、「RADIANS関数」を使用します。RADIANS関数の数式は「=RADIANS(角度)」となっており、引数の「角度」に角度を入力するか角度が入力されているセルを指定します。画像の例では、C3セルに「=RADIANS(C2)」と入力しています。
セルの右下に表示されるフィルハンドルをドラッグして残りのセルにオートフィルを適用させた
これで弧度法に変換された角度が表示されるので、セルの右下に表示されるフィルハンドルをドラッグして残りのセルにオートフィルを適用しましょう。
C4セルに「=SIN(C3)」と入力
続いては、正弦の「サイン」を求めていきます。サインを求める際に使用する角度は弧度法…つまりラジアンになるので、先程出力したラジアンを使用します。サインを求めるのに使用する関数は「SIN関数」で、数式は「=SIN(角度)」となります。引数に、ラジアンの角度を指定しましょう。C4セルに、「=SIN(C3)」と入力しています。
セルの右下に表示されるフィルハンドルをドラッグして残りのセルにオートフィルを適用
これでサインを求めることができるので、あとはセルの右下に表示されるフィルハンドルをドラッグして残りのセルにオートフィルを適用しましょう。
C5セルに「=COS(C3)」と入力
サインの次は、余弦の「コサイン」を求めましょう。コサインも弧度法の角度を使用して求めるので、ラジアンを使用します。コサインを求めるのに使用する関数は「COS関数」で、数式は「=COS(角度)」となります。引数に、ラジアンの角度を指定しましょう。C5セルに、「=COS(C3)」と入力しています。
セルの右下に表示されるフィルハンドルをドラッグして残りのセルにオートフィルを適用
これでコサインを求めることができるので、あとはセルの右下に表示されるフィルハンドルをドラッグして残りのセルにオートフィルを適用しましょう。
C6セルに「=TAN(C3)」と入力
最後に求めるのは、正接の「タンジェント」です。タンジェントを求めるのに使用する角度も弧度法の角度なので、こちらもラジアンを使用します。タンジェントを求めるのに使用する関数は「TAN関数」で、数式は「=TAN(角度)」となります。引数に、ラジアンの角度を指定しましょう。C6セルに、「=TAN(C3)」と入力しています。
セルの右下に表示されるフィルハンドルをドラッグして残りのセルにオートフィルを適用
これでタンジェントを求めることができるので、あとはセルの右下に表示されるフィルハンドルをドラッグして残りのセルにオートフィルを適用しましょう。

以上が、Excelで三角関数を計算する方法の説明となります。正弦の「サイン」・余弦の「コサイン」・正接の「タンジェント」は、角度を度数法から弧度法のラジアンに変換してそれぞれの関数の引数として指定することで求めることができますよ。SIN関数・COS関数・TAN関数で角度を直接入力して扱いたい場合は、「「=SIN(RADIANS(30))」」のように引数の中にRADIANS関数で角度を入力すればOKです。ぜひ試してみてくださいね。


関連記事