Excelで改行を置換・削除したい
![Excelのセル内で改行がされている場合](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/034/235/original.jpg?1560193073)
特に、改行が続いてセルが縦長などになっていると、文字を見るのが難しくなりますね。
解決方法として、1度に幾つか、または全てのセルで改行を削除できますし、改行を他の文字や空白に書き換える(置換する)ことも可能です。
ひと目でセルの表示が分かり、セルの文字変更もスムーズにできます。
今回はそのための、Excelで改行を置換と削除する方法をお伝えします。
Excelで改行を置換・削除する方法
![複数に改行されている表示](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/034/227/original.jpg?1560188377)
それを削除すると、改行がなくなるので、1行の文の表示になってセルを見るのが容易になります。
①改行を置換する方法
改行を置換したいセルを1つか複数選択します。セルを選択しないで進むと、全てのセルが対象となります。
![「検索する文字列」で、Ctrlを押しながらJを押します](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/034/228/original.jpg?1560189268)
「検索する文字列」で、Ctrlを押しながらJを押します。(改行コードが入力されます)
あとは、「すべて置換」をクリックします。
セル内の改行が削除されて、1行に表示されます。
![1行に表示する](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/034/236/original.gif?1560194207)
改行をスペースに置き換える
![「置換後の文字列」にスペースを入力](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/034/225/original.jpg?1560175126)
改行よりも、セルの表示を容易に見ることができます。
改行コードについて
セル内で改行されて2行以上になるのは、セル内で文字が折り返されていることとは異なります。改行されている場合、セルの幅を広げても、1行にはなりませんので、改行コードを削除しましょう。
![](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/034/229/original.png?1560189519)
ダイアログボックスでは、CtrlとJで改行コードが入力されますが、表示はされず空白のままに見えます。
でも、改行コードは確かに入力されています。
文字の最後に改行がある時、改行コードを入力することで、
それを削除したり、空白に置換すると、1行に表示されます。
セルの大きさは変わらないので、1行になるようセルの幅を設定できます。
その後、同じように別のセルなどで置換の作業をする場合、検索する文字列は空白ですが、前に入力した改行コードがまだあります。1度改行コードを削除してから、置換の入力をすることをお勧めします。
②SUBSTITUTE関数を使う
![改行を削除したいセルを文字列で選択し、検索文字列では「CHAR(10)」と入力](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/034/230/original.png?1560190172)
CHAR(キャラクター関数)で、「10(改行を表す)」を置換することになります。
![式では、=SUBSTITUTE(改行を削除したいセル,"CHAR(10)","")](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/034/231/original.png?1560191322)
となり、表示したいセルに入力します。すると1行に表示されます。
改行を置換・削除でまとめて作業できる!
![](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/034/232/original.jpeg?1560192159)
改行コードを置換、削除することで、1つのセルから複数、さらには全てのセルで文字が見やすくできます。
縦長のセルから、普通の大きさ、さらには横長にセルや文字が表示されることで、シート全体をすぐに確認できます。
この方法は、まとめて行えるので、ぜひ早速使ってみてくださいね。