Memtest86+をUSB起動させる方法を紹介!

Memtest86+をUSB起動させる方法を紹介!

お使いのパソコンのメモリ診断を行うことのできるフリーソフト「Memtest86+」をCDやDVDではなく、USBメモリから実行できたら便利だと思ったことはありませんか?この記事では、Memtest86+をUSB起動させる方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Memtest86+をUSB起動させたい
  2. Memtest86+をUSB起動させる方法
  3. まとめ

Memtest86+をUSB起動させたい

Memtest86+のメモリテストの画面
メモリテストを行うことのできるフリーソフト「Memtest86+」は、基本的にはCDやDVDに書き込みを行って光学ドライブから起動するソフトです。しかし、お使いのパソコンによっては光学ドライブがなかったり、CDなどディスクに一々書き込みを行うのは面倒だと思う方もいらっしゃるかと思います。

そこで、この記事ではMemtest86+をUSBメモリにインストールして起動させる方法をご紹介していきます。

Memtest86+をUSB起動させる方法

それでは、Memtest86+をUSB起動させる方法を説明します。

用意するもの

用意するものは「USBメモリ」と「Memtest86+」です。Memtest86+をUSBメモリにインストールする際に一度フォーマットする必要があるため、データが保存されていない・または使用しないUSBメモリを使用することをおすすめします。

USBメモリの容量についてですが、Memtest86+は200KB程度のデータ容量しかないので市販のUSBメモリであればまず問題はないでしょう。USBメモリを用意したら、お使いのPCに接続しましょう。

Memtest86+のダウンロード

Memtest86+のダウンロードページにアクセス→「Memtest86+ V5.31b」の「Download - Auto-installer for USB Key」をクリック
まずは、下記リンク先のMemtest86+のダウンロードページにアクセスしてMemtest86+のUSBインストーラーをダウンロードしましょう。「Memtest86+ V5.31b」の「Download - Auto-installer for USB Key」をクリックすると、USBインストーラーがダウンロードされます。
Memtest86+ - Advanced Memory Diagnostic Tool
「memtest86+-5.31b.usb.installer.zip」を解凍→「Memtest86+ USB Installer.exe」を起動
ダウンロードした「memtest86+-5.31b.usb.installer.zip」を解凍したら、解凍先のフォルダに「Memtest86+ USB Installer.exe」が作成されます。このexeファイルをクリックして起動しましょう。
「License Agreement」画面で「I Agree」をクリック
Memtest86+のUSBインストーラーが起動します。「License Agreement」画面ではライセンス同意書が表示されるので、「I Agree」をクリックして進みましょう。
「Choose USB drive location」画面で「Select your USB Flash Drive」のプルダウンメニューからUSBメモリのドライブを選択→チェックボックスをオンにする
「Choose USB drive location」画面では、「Select your USB Flash Drive」のプルダウンメニューからUSBメモリのドライブを選択します。ドライブを選択したら、右側のチェックボックスをオンにしましょう。このチェックボックスをオンにすることで、USBメモリのフォーマットを行う設定になります。設定が完了したら、「Create」をクリックしましょう。
インストールが完了したら「Next」をクリック
Memtest86+がUSBメモリにインストールされます。インストール状況がウィンドウに表示されるので、インストールが完了したら「Next」をクリックして進みましょう。
Memtest86+のインストール完了画面で「Finish」をクリック
これでMemtest86+のインストールは完了です。「Finish」をクリックしてMemtest86+のインストーラーを終了しましょう。

Memtest86+をUSBメモリから起動させる方法

Memtest86+をUSBメモリにインストールしても、パソコンの起動中にそのままMemtest86+を実行することはできません。USBメモリをパソコンに接続したまま、一度パソコンを再起動しましょう。

パソコンの再起動時にメーカーロゴが表示されたら、ブートメニューを呼び出すためにキーボードの「F8キー(ASUSのマザーボードの場合。メーカーによって異なるので、説明書やメーカーロゴ画面の下部に記載がないか確認)」を押しましょう。するとブートメニューが開くので、方向キーで「USB DISK」を選択してEnterキーを押して実行しましょう。

まとめ

Memtest86+をUSB起動させる方法を紹介!いかがでしたでしょうか?

パソコンのメモリの調子がおかしい気がする…という場合に、フリーソフト「Memtest86+」を使うことで簡単にメモリの検査・診断を行うことができます。しかし、簡単とは言ってもCDやDVDに書き込みを行うためにそれらのメディアが必要だったり、ノートパソコンなどをお使いの場合は光学ドライブが備え付けられていないケースもありますよね。ですがご安心ください。記事内で説明している通り、Memtest86+はUSBメモリにインストールして起動させることができますよ。

 

Memtest86+が使用するデータ容量は200KBもないため、用意するUSBメモリの容量については特に気にする必要はありません。ただし、使用するUSBメモリはフォーマットが必要なのでUSBメモリ内に入っているデータを全部移動するか、使用することのない空きUSBメモリを使うようにしましょう。

 

Memtest86+を使ってメモリのチェックを行う方法は、下記リンク先の記事「Memtest86+とは?使い方と見方を解説!」にて解説していますので、併せてご覧ください。

Memtest86+とは?使い方と見方を解説!

お使いのWindowsパソコンの調子が悪い・メモリエラーが起きてしまう場合は「Memtest86+」を使ってメモリテストを行ってみましょう。この記事では、Memtest86+とはどういうソフトなのか・また使い方と各項目の見方を解説しています。

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