エクセルでシート間を移動する方法
エクセルでは一つのファイル(ブック)に複数のシートを作成することができ、それらシートを自由に行き来して表示・編集することができます。
シート間の移動は簡単で、シート一番下にあるシート名をクリックするだけです。
マウスを使ったシートの切り替えはこれで行えます。
ですが、エクセル操作のほとんどをキーボードで済ませたい、シート移動のためにマウスを操作するのが面倒・非効率と思う方も多いでしょう。もちろんシート移動用のショートカットキーも用意されています。
ショートカットキーは[Ctrl]+[PageUp]、[Ctrl]+[PageDown]の2種類で、PageUpはワークシートタブにある左のシートへ移動・PageDownは右のシートへ移動するショートカットです。
この二つのショートカットを覚えていたらシート間の移動がかなり楽になるでしょう。
エクセルでシートを他のブックにコピー・移動する方法
エクセルで作成したシートを別のファイル(ブック)にコピー・移動させたいときがあるかもしれません。
そういう時はシート内のセルを全選択してコピーして新しいシートに選択したセルを貼り付けるという方法もありですが、エクセルにはシート丸ごとコピーして別のブックに貼り付ける・移動させられるシートの移動方法が用意されています。
やり方ですが、事前にコピー元・コピー先のブックを同時に開いておいてください。
シートのコピーをする場合は[コピーを作成する]にチェックを入れておいてください。チェックを入れなかった場合はコピー元のブックから削除され、移動という形で選択したブックに挿入されます。
複数シートをまとめて移動・コピーしたい場合
この場合は、複数シート選択した状態で移動・コピー操作を行ってください。
複数シートの選択は、Ctrlキーを押しながらシート名をクリックしていくことでできます。
エクセルで新たなシートを挿入する方法
エクセルで新しいシートを挿入する方法ですが、大きく分けて二通りあります。
一番基本的なやり方
このボタンをクリックすればシートをどんどん増やしていけます。
ショートカットキーを使う
慣れてきたらショートカットキーを使ってシートを挿入をする方法も使っていきましょう。
ショートカットキーを使う方法ですが、エクセル上で[Alt]+[I]+[W]キーを押すことで新しいシートを一つ挿入できます。
一つ注意することがあり、ショートカットキーを押す順番が決まっているということです。このショートカットキーは[Alt]→[I]→[W]の順番で押していかないと別のショートカットキーが反応してしまいます。
これはエクセルのアクセスキーの仕様であり、Altキーを押した後は様々なアクセスキーを受け付ける状態になっており、[I]→[W]の順番で押すアクセスキーがシート挿入のトリガーになっているのです。
同時押しする必要はありませんが、押す順番だけ間違えないようにしましょう。