Excelのスライサーの使い方をご紹介!

Excelのスライサーの使い方をご紹介!

Microsoft Excelで表のテーブルで条件の絞り込みを行う際に、フィルターではなく「スライサー」機能を使用して絞り込みができることをご存知でしょうか?フィルターよりも操作が簡単ですよ。この記事では、Excelのスライサーの使い方をご紹介していきます。


目次[非表示]

  1. Excelのスライサーとは?
  2. Excelのスライサーの使い方

Excelのスライサーとは?

Microsoft Excelに搭載されている「スライサー」という機能をご存知でしょうか?スライサーは、テーブル化した表のデータをフィルタリングして絞り込みを行うことができる機能です。

通常ではフィルターボタンから条件を指定して絞り込みを行いますが、スライサーを使用すれば条件指定がワンクリックで済んでしまう・テーブルをどの項目でフィルタリングしているのか一目で分かる・テーブルに配置していないフィールドでもフィルター可能というメリットがあります。

表内で条件を指定して検索してデータの絞り込みを行いたいという場合、条件指定が面倒だったりあまりExcelを触らないユーザーでは使い方が難しかったりしますよね。スライサーであれば絞り込みを行いたい条件をボタン化して表示して、各ボタンをクリックして選択するだけで絞り込みが行えてしまうため簡単操作で誰でも絞り込みがしやすいですよ。この記事では、Excelのスライサーの使い方をご紹介していきます。

Excelのスライサーの使い方

「スライサーの挿入」をクリック
それでは、Excelのスライサーの使い方を説明していきます。まずは対象の表をテーブルに変換して、ウィンドウ上部の「テーブルデザイン」タブをクリックしてリボンメニューの「ツール」項目にある「スライサーの挿入」をクリックしましょう。
絞り込みを行いたい項目を有効にして「OK」をクリック
「スライサーの挿入」ウィンドウが表示されるので、絞り込みを行いたい項目のチェックボックスをクリックして有効にしてから「OK」をクリックしましょう。
Excelのウィンドウ内に各項目のスライサーが表示された
これでExcelのウィンドウ内に各項目のスライサーが表示されます。スライサーを使いやすいように配置したら、スライサーで検索条件をクリックして選択することで検索範囲の指定を行っていきましょう。
スライサーで条件を指定した検索結果が表示された
これでスライサーで条件を指定した検索が行われ、検索結果が表示されますよ。フィルターから検索条件を指定するよりも直感的に検索条件を指定して検索することができるので、使いやすいのが便利ですね。
「フィルターのクリア」ボタンをクリック
スライサーで指定した検索条件を解除するには、スライサーの右上に表示されている「フィルターのクリア」ボタンをクリックすることで条件の解除を行うことができますよ。
「複数選択」ボタンをクリック
スライサーで複数の条件での絞り込み検索を行いたい場合は、「複数選択」ボタンをクリックすることで複数条件を指定することができるようになります。
「スライサー」タブをクリック
その他のスライサーの設定は、ウィンドウ上部の「スライサー」タブをクリックしてリボンメニューを開きます。「配置」でスライサーの表示の順番指定や配置の指定が可能で、「ボタン」・「サイズ」でスライサーのボタン・スライサーそのものの大きさを指定することができますよ。

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