Excelで近似曲線を伸ばす方法をご紹介!

Excelで近似曲線を伸ばす方法をご紹介!

Microsoft Excelでグラフに近似曲線を引いた先に、近似曲線の範囲を伸ばしたい場合はどうすればいいかご存知でしょうか?簡単な操作で、近似曲線を前方・後方に伸ばすことができますよ。この記事では、Excelで近似曲線を伸ばす方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Excelで近似曲線を伸ばしたい
  2. Excelで近似曲線を伸ばす方法

Excelで近似曲線を伸ばしたい

Microsoft Excel近似曲線を引いた時に、近似曲線を伸ばしたいと思ったことはありませんか?近似曲線は入力されたデータの範囲でのみ作成されますよね。この近似曲線をグラフの端から端まで伸ばして範囲を拡大することで、過去のデータや未来のデータを予測するといったことが可能です。

この記事では、Excelで近似曲線を伸ばす方法をご紹介していきます。Excelでグラフに対して近似曲線を引きたいけど方法が分からないという方は、下記リンク先の記事にて近似曲線を引く方法をご紹介していますので併せてご覧ください。

Excelで近似曲線を引く方法をご紹介!

Microsoft Excelで、近似曲線を引きたいと思ったことはありませんか?近似曲線は特定のグラフで使用することのできるデータの推移を表す線で、指数や線形の線を追加することができます。この記事では、Excelで近似曲線を引く方法をご紹介しています。

Thumb

Excelで近似曲線を伸ばす方法

「近似曲線の書式設定」をクリック
それでは、Excelで近似曲線を伸ばす方法を説明していきます。画像の図は、上記リンク先の「Excelで近似曲線を引く方法をご紹介!」にて作成したものです。このグラフの後方と前方を伸ばして、前方は「185」・後方は「160」に近似曲線を伸ばしてみたいと思います。近似曲線を右クリックして、メニューから「近似曲線の書式設定」をクリックしましょう。
「前方補外」欄に「2.0」と入力
近似曲線の書式設定が表示されるので、「予測」項目の「前方補外」で近似曲線を前方に伸ばすための区間を指定します。上記のグラフでは「185」まで2区間足らなかったため、区間の入力欄に「2.0」と入力しています。
近似曲線が前方に伸ばせた
これで前方補外を行われたので、近似曲線が前方に伸びて「185」に届きました。仮に「190」まで伸ばそうと思ったら、5区間分足らないので前方補外の区間入力欄に「7.0」と入力すればいいわけですね。
「後方補外」欄に「2.5」と入力
次は、後方に近似曲線を伸ばしていきます。「近似曲線の書式設定」メニューの「予測」項目から、「後方補外」に数値を入力しましょう。グラフでは「160」まで2.5区間足りなかったので、区間の入力欄に「2.5」と入力しています。
近似曲線が後方に伸ばすことができた
これで後方補外を行い、近似曲線が後方に伸びて「160」に届きました。こちらも「155」まで線を伸ばしたい場合は、7.5区間足らないので後方補外の区間入力欄に「7.5」と入力することで「155」まで線を伸ばすことが可能です。このように、区間の数値を指定することで近似曲線を伸ばすことができますよ。

他にも、近似曲線を数式から作成してグラフ化することで線を伸ばすといったことも可能です。ただし近似曲線の数式を1から作成しなければならないので、当記事で説明している方法に比べて手間がかかってしまうというデメリットが挙げられます。


関連記事