ExcelのINDEX関数とは?
Microsoft Excelにて、使用頻度の高い関数の一つが「INDEX関数」です。INDEX関数とは、指定された行と列が交差している位置のセル・セル参照を返すことのできる関数です。単体でも使用することができますが、VLOOKUP関数やMATCH関数と組み合わせて使用することがメジャーです。
この記事では、ExcelのINDEX関数の使い方をご紹介していきます。
ExcelのINDEX関数の使い方
INDEX関数の数式
それでは、ExcelのINDEX関数の使い方を説明していきます。INDEX関数の数式には「配列形式」と「参照形式」の2種類が存在していて、形式によって引数が違います。
配列形式
配列形式の数式は「=INDEX(配列,行番号,[列番号])」です。1番目の引数「配列」でセル範囲・配列定数の指定を行います。2番目の引数「行番号」で相列内の行の位置を数値で指定します。「0」を指定すると行全体を返します。ちなみに、「配列」が1行の場合は省略可能となっています。3番目の引数「列番号」は任意ですが、「行番号」を省略している場合は必須です。こちらは配列内の列の位置を数値で指定します。「0」を指定すると列全体を返します。
参照形式
参照形式の数式は「=INDEX(参照,行番号,[列番号],[領域番号])」です。1番目の引数「参照」で1つ及び複数のセル参照を指定します。2番目の引数「行番号」で範囲内の行の位置を数値で指定します。「0」を指定すると行全体を返します。3番目の引数「列番号」は任意で、範囲内の列の位置を数値で指定します。「0」を指定すると列全体を返します。4番目の引数「領域番号」も任意で、省略した場合は「参照」で指定した範囲の中から1番目の範囲を指定します。
INDEX関数の使い方
他の関数と組み合わせて使用する
このように、他の関数と組み合わせることで柔軟な検索を行うことができますよ。