RCAケーブルとは?
オーディオケーブルについて
音楽プレイヤーからアンプ・スピーカーに対して電気信号を流すことで音声を再生する「オーディオケーブル」というものをご存知でしょうか?何に使うのかと言いますと、お使いのパソコンやスマホとスピーカーを繋げる際に使用するケーブルがオーディオケーブルになります。
オーディオケーブルはただ単に機器同士を接続して音声を再生するためのケーブルというわけではなく、様々な種類のケーブルが用意されています。大きく分けると、古くから使用されているアナログ信号を伝送するために使用する「アナログケーブル」・デジタル音声信号を伝送することのできる「デジタルケーブル」の2種類に分かれます。あくまで大きく分類した場合はこの2種類とカテゴライズするだけで、実際は更に細かく種類が分かれます。この記事では、それらのオーディオケーブルの中の1つである「RCAケーブル」について説明していきます。
RCAケーブルとは
オーディオケーブルの種類の1つに「RCAケーブル」というものがあります。RCAケーブルは「HOT(ホット)」と「GRAND(グランド)」の2本の線で接続するアンバランス接続で信号を交換します。
RCAケーブルの名前の由来は、アメリカの家電メーカーの「Radio Company of America」の略称から来ているそうです。オーディオ機器に接続するオーディオケーブルの中では安価なため、使用されることの多いオーディオケーブルがこのRCAケーブルです。例えば古い電化製品で言えば、ビデオデッキやスーパーファミコン・プレイステーションなどをテレビと接続する赤・白・黄の3本のケーブルもRCAケーブルです。赤と白のケーブルがステレオ信号で左右の音声を・黄のケーブルが映像信号を伝送する役割を担っています。
近年ではテレビ・パソコン・モニター・ゲーム機を接続するのに使用するケーブルといえば「HDMIケーブル」が主流となってきているため人によってはRCAケーブルを見たことがないという方もいらっしゃるかもしれません。RCAケーブルについて覚えておくと、使用しているスマホやポータブルプレーヤーとスピーカーを接続したいと思った時に役に立つかもしれません。