SofTalkに辞書を追加してより便利にする方法
SofTalkはゆっくりボイスを使ったゆっくり実況で使われているツールの一つです。
このツールを使うことで自由自在に音声を合成することができますが、SofTalk単体では「ただテキストを音声として再生できるソフトウェア」でしかないため、がっつり使いこなすには機能不足です。
例えば「Microsoft」というワードです。私達はこれを「まいくろそふと」と読むことが出来ますよね?
しかしSofTalkの場合は「えむあいしーあーるおー...」というように丁寧にアルファベットを読み上げるだけです。
テキスト入力欄に「まいくろそふと」と入力すれば解決しますが、できれば「Microsoft」のように正しい表記で入力したいですよね。
そんな便利なことができるのがTalkStone辞書です。
TalkStone辞書とは?
TalkStone辞書とは人が読むのと同じ用にSofTalkが読み上げられるようにできます。
この辞書を導入すると「PlayStation」を「ぷれいすてーしょん」と読み上げられるようになったり、「1st」を「ふぁーすと」、「2019/4/3」を「にせんじゅうきゅうねんしがつみっか」と読み上げられるようになり、使い勝手が格段に上昇します。
ほかにもⅣや㈱などの記号も認識し、読み上げられる音声記号として認識されるようになります。
初期のSofTalkで読み上げられない単語は自分で追加するという方法もありますが、かなり面倒な上に初期のSofTalkが対応していない基本的な単語の読み上げ設定はTalkStone辞書が代わりにやってくれる上に無料なので、導入しないわけがありません。
この記事ではそのTalkStone辞書のインストールについてまとめています。
TalkStone辞書をインストールする方法
TalkStone辞書をインストールしたい場合は以下の手順で行なってください。
少し下にスクロールして[ダウンロードはこちら]をクリックします。
この段階ではまだダウンロードを実行されません。必ず[このソフトを今すぐダウンロード]をクリックするようにしてください。
TalkStone辞書をダウンロードしたら解凍ソフトを使って解凍してください。
ここまでがTalkStone辞書の前準備です。
ここからはTalkStone辞書をSofTalkに導入していきます。
開いたらdllフォルダにアクセスします。
次に以下の3ファイル
- eng.stk
- mrk.stk
- num.stk
この作業は上書きするファイルのバックアップなので、失敗したらSofTalkのダウンロードからやり直すという場合は行う必要はありません。
次にTalkStone辞書フォルダにある
- eng.stk
- mrk.stk
- num.stk
SofTalkが起動中でうまくいかない場合は必ず終了させてから行なってください。
辞書ファイルのコピーが完了したらSofTalkを起動します。
コピー前にSofTalkを起動していた場合は再起動してください。
これで辞書機能が強化されて、様々な英単語や記号、難しい漢字を適切に読み上げられるようになります。
試しに「MicrosoftのMinecraftが10thアニバーサリーキャンペーンを行なった」を入力して読み上げさせてみてください。
after.wav
TalkStone辞書の導入に成功していた場合は私達人間と同じように読み上げてくれます。
導入に失敗していた場合は「えむあいしー...」とアルファベットただただ丁寧に読み上げになります。
また、TalkStone辞書の導入を間違えてしまい、再インストールが必要になったものの、再インストールする手順を忘れてしまった場合は以下の記事を参考にしてください。
まとめ
SofTalkを使ってたくさんの音声合成ファイルを作成する場合はTalkStone辞書が必須とも言えます。
ですので、SofTalkを使う場合はTalkStone辞書を導入することを強くお勧めします。
やり方さえわかればTalkStone辞書にも対応していない単語の読み方を追加することも可能なので、試してみるといいでしょう。