スマホで使っているGoogle認証システムをWindowsのPCでも使いたい
アカウントがのセキュリティを高めるのに非常に役立つGoogle認証システム。
Google認証システムはスマホアプリしか提供されていないため、Google認証システムを使う場合は基本的にスマートフォンを用意しなければなりません。
ですが、PCを使っているときに二段階認証を要求されてスマホを取り出すのが面倒という方もいるはずです。
そのような方向けにWindowsで利用できるGoogle認証システムのクライアントが用意されていて、そのクライアントを使えばパソコンだけで二段階認証を完結させることができます。
Google認証システムをWindowsのPCで使う方法
Google認証システムの正体は、ワンタイムパスワードを発行できるソフトウェアトークンアプリです。
そのためGoogle認証システムアプリでなくても同じタイプのワンタイムパスワードを発行できる機能を持つソフトウェアであればGoogle認証システムと同じように二段階認証に利用できます。
WinAuth
一番シンプルなWindows版Google認証システムといえば「WinAuth」です。
WinAuthは以下の公式ページからダウンロード・インストールができます
ダウンロードしたら解凍します。解凍したフォルダに入っている「WinAuth.exe」が本体です。別途インストールする必要ありません。
6桁の二段階認証コードが表示されたことを確認できたら[OK]をクリックします。
しばらくするとパスワード入力画面が表示されますが、これはWinAuthを使う際に要求されるパスワードです。パソコンを勝手に操作されて二段階認証コードが盗まれないように設定しておく必要があります。
Win Authを使ってもスマホと同期できない
WinAuthはWinAuthで独立しているため、アプリ版認証システムであるGoogle認証システムと同期することができません。
同期させたい場合はAuthyという電話番号を使って同期させられるソフトウェアがおすすめです。
スマホで二段階認証を行う場合はGoogle認証システムを使うことが一般的ですが、スマホでもAuthy(基本的な使い方はGoogle認証システムと同じ)を使うことで、パソコンとスマホで同じ設定の二段階認証を使えるようになります。
もちろん、機種変更しても一から二段階認証設定をやり直す必要がなく、同期するだけで全ての設定を引き継げるので気になる方は使ってみると良いでしょう。