Memtest86+のメモリテストの時間と必要回数はどのくらい?

Memtest86+のメモリテストの時間と必要回数はどのくらい?

フリーソフト・Memtest86+を使ってメモリテストを行う際に、メモリテストにかかる時間や何回メモリテストを行えばいいのか知りたいですよね。この記事では、Memtest86+のメモリテストの時間と必要回数はどのくらいなのかについて解説しています。


目次[非表示]

  1. Memtest86+のメモリテストはどのくらい時間がかかるのか?
  2. Memtest86+のメモリテストは何回行えばいいのか?

Memtest86+のメモリテストはどのくらい時間がかかるのか?

Memtest86+のメモリテストの画面
フリーソフト「Memtest86+」を使うことでWindowsパソコンのメモリテストを行うことができますが、メモリテストを行っている最中はパソコンを使って作業することができないですね。そのためメモリテストはどれくらいの時間がかかるのか知りたいユーザーも少なくないと思います。

Memtest86+でのメモリテストにかかる時間は、パソコンの環境によっても異なります。例えばメモリの容量が8GBで、数十分程度でテストが1周するケースもあれば、1時間以上かかるというケースもあります。そのため、メモリの容量が8GBの場合は1時間程度の時間を見積もっておくといいでしょう。

ちなみに、メモリの容量が16GBの環境では1時間半~2時間程度・メモリの容量が32GBの環境では2時間半程度・メモリの容量が64GBでは7時間以上かかったという報告もあります。

このMemtest86+でのメモリテストでどれだけ時間がかかるのかは、搭載しているメモリの容量とCPUの処理速度によってかなり変わってきます。現在の一般的なパソコンであればメモリは8GB~16GB程度搭載・CPUはIntel Core i5あたりを想定できるので、1時間~かかったとして2時間以内にはメモリテストを終えることができるでしょう。CPUがInter Core i7などの上位モデルで性能が良ければ、メモリテストにかかる時間はどんどん短縮されますよ。

Memtest86+のメモリテストは何回行えばいいのか?

Memtest86+によるメモリテストは、手動で停止させない限り永遠にメモリテストを続ける仕様になっています。そのためメモリテストが一段落したらMemtest86+を停止させる必要があるわけですが、メモリテストを何回行えばいいのか分からないというユーザーもいらっしゃるかと思います。

メモリテストの回数は「Pass」項目で確認できます。このPassはメモリテストの周回数を表す項目なので、Passが「1」になればメモリテストを1周したということになります。「Errors」がエラーの数を表す項目なので、Passが1になったらErrorsを確認しましょう。

 

通常であれば1周すれば十分なので、Passが1になったらErrorsを確認して、エラーが0であればメモリテストを終了しても問題ないと言えるでしょう。基本的にはメモリテストでチェックミスが起きることはないため、1周してエラーがなければそれでテストを終えていいのです。不安であれば2周してみる、くらいでいいでしょう。

 

3周以上メモリテストを行うのは一般ユーザーではなく、ヘビーユーザーがパソコンの動作を確認したいなどの理由で行うことです。ですので、基本的には1周・多くても2周したらメモリテストを終了しましょう。


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