ExcelのXOR関数とは?
Microsoft Excelで使用できる関数の1つに「XOR関数」というものがあります。XOR関数とは2つの条件の結果が異なっているかどうかを判定することのできる関数で、排他的論理和を求めることができます。設定した条件が異なっていれば「TRUE」が返り、条件が同じであれば「FALSE」が返ります。
論理関数には他にも複数の条件をすべて満たしている場合にTRUEの返る「AND関数」・複数の条件のうちどれかを満たしていればTRUEの返る「OR関数」・結果を反転する「NOT関数」といったものがありますが、この記事ではXOR関数についてご紹介していきます。
ExcelのXOR関数の使い方
それでは、ExcelのXOR関数の使い方を説明していきます。XOR関数の数式は「=XOR(論理式1,論理式2…)」となります。2つの論理式の結果が異なる場合にTRUEを返し、同じ場合にFALSEを返します。引数の「論理式」で、セルの範囲・条件を比較演算子を使用して指定します。使用できる比較演算子は、下記のものがあります。
- =:等しい
- <>:等しくない
- <:大きい
- >:小さい
- >=:以上
- <=:以下
以上が、ExcelのXOR関数の使い方となります。XOR関数を使用することで、排他的論理和を求めることができますよ。またXOR関数は他の関数と併用して条件設定を行うことも可能なので、ぜひ試してみてくださいね。