Excelでファイルのフルパスを取得する方法を紹介!

Excelでファイルのフルパスを取得する方法を紹介!

Microsoft Excelを使用していて、Excelファイルパスを取得したいと思ったことはありませんか?PowerQueryを使用する際に、覚えておくと便利ですよ。この記事では、Excelでファイルパスを取得する方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Excelでファイルのフルパスを取得したい
  2. Excelでファイルのフルパスを取得する方法

Excelでファイルのフルパスを取得したい

Microsoft Excelを使用していて、Excelファイルのフルパスを取得したいと思ったことはありませんか?PowerQueryなどを使用してデータを読み込む際に、Excelファイルのフルパスを簡単に用意する方法を覚えておくと便利になりますよ。この記事では、Excelでファイルのフルパスを取得する方法をご紹介していきます。

Excelでファイルのフルパスを取得する方法

それでは、Excelでファイルのフルパスを取得する方法を説明していきます。Excelでファイルのフルパスを取得するには、CELL関数を使用します。CELL関数はセルに入力されているデータの内容・書式・位置を調べることができる関数ですが、ファイルのフルパスを取得するのにも使用することができますよ。

CELL関数の数式は「=CELL(検査の種類,[参照])」となっています。第1引数の「検査の種類」で、検査の種類方法を指定します。検査の種類は複数存在していますが、今回はファイルのフルパスを取得するので「filename」を使用します。第2引数の「参照」は省略可能ですが、トラブルが起きた場合は省略せずにセルの指定を行いましょう。

B2セルに「=CELL("filename")」と入力
画像の例では、B2セルに「=CELL("filename")」と入力することで開いているファイルパスを取得しようとしています。
ファイルパスを取得することができた

これで、ファイルパスを取得することができました。しかし、ファイル名やシート名まで取得してしまっていますよね。これを他の関数を併用することでファイルパスのみにしていきます。

B3セルに「=FIND("[",B2)」と入力
B3セルに「=FIND("[",B2)」と入力しています。FIND関数を使用して、指定文字のある文字数を返しています。この例では、「[」を指定しています。
B4セルに「=LEFT(B2,B3-1)」と入力していきます。LEFT関数を使用することで、指定したセルの文字列について左から指定文字数を返すことができます。FIND関数で取得した文字数から-1することによって、ファイルのパスまでを表示させることができているわけですね。
B5セルに「=LEFT(CELL("filename",$B$2),FIND("[",CELL("filename",$B$2))-1)」と入力
そして、B5セルに「=LEFT(CELL("filename",$B$2),FIND("[",CELL("filename",$B$2))-1)」と入力しています。上記の数式を1つにまとめたもので、これを入力することで簡単にファイルのパスを取得することができますよ。

以上が、Excelでファイルのフルパスを取得する方法の説明となります。各関数を併用することでファイルのフルパスが取得可能なので、ぜひ実践してみてくださいね。


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