Excelで検索可能なプルダウンを作成する方法を紹介!

Excelで検索可能なプルダウンを作成する方法を紹介!

Microsoft Excelで検索可能なプルダウンを作成したいと思ったことはありませんか?多数ある文字列の中から、対象のキーワードで絞り込んで検索してみましょう。この記事では、Excelで検索可能なプルダウンを作成する方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Excelで検索可能なプルダウンを作成したい
  2. Excelで検索可能なプルダウンを作成する方法

Excelで検索可能なプルダウンを作成したい

Microsoft Excel検索可能なプルダウン(ドロップダウン)を作成したいと思ったことはありませんか?多数ある文字列の中から、対象のキーワードで絞り込んで検索してみましょう。この記事では、Excelで検索可能なプルダウンを作成する方法をご紹介していきます。

Excelで検索可能なプルダウンを作成する方法

「オーダー表」と「商品リスト」の2つのシートを使用
それでは、Excelで検索可能なプルダウンを作成する方法を説明していきます。当記事の例では、「オーダー表」と「商品リスト」の2つのシートを使用しています。
「オーダー表」
「オーダー表」には、画像のように入力しています。D3セルに入力された文字を参照して、E3セルに設置するプルダウンメニューに対応した商品のみを表示させるようにしていきます。
ヘッダーを含めて商品をすべて選択し「挿入」タブ→「テーブル」をクリック
「商品リスト」シートのA列に、商品の一覧を記入しています。ヘッダーを含めて商品をすべて選択した状態で、ウィンドウ上部の「挿入」タブをクリックしてリボンメニューを開き「テーブル」をクリックしましょう。
「先頭行をテーブルの見出しとして使用する」チェックボックスを有効にし「OK」をクリック
「テーブルの作成」ダイアログボックスが表示されるので、「先頭行をテーブルの見出しとして使用する」のチェックボックスが有効になっていることを確認してから「OK」をクリックしましょう。
B2セルに「=IF(ISERROR(FIND(オーダー表!$D$3,A2)),"",ROW())」と入力
これで、テーブルが作成されます。続いてB2セルに「=IF(ISERROR(FIND(オーダー表!$D$3,A2)),"",ROW())」と入力しましょう。この数式で、オーダー表のD3セルに入力してある文字が商品の中にあるかどうかを確認するようになっています。
C2セルに「=INDEX(A:A,SMALL($B$2:$B$11,ROW(A1)))」と入力
オーダー表のD3セルには「ン」が入力されているため、対応した「ハンカチ」・「タイピン」・「インナー」に数字が割り当てられました。続いてC2セルに「=INDEX(A:A,SMALL($B$2:$B$11,ROW(A1)))」と入力することで、数字が出力されているセルの一覧を抽出してリストにします。
文字列に「ン」の入っている商品のみをリスト化できた
このように、文字列に「ン」の入っている商品のみをリスト化できました。
「オーダー表」シートのE3セルを選択
次は「オーダー表」シートに移動して、プルダウンメニューを表示させるE3セルを選択します。
「データの入力規則」をクリック
ウィンドウ上部の「データ」タブをクリックしてリボンメニューを開き、「データツール」項目の「データの入力規則」をクリックしましょう。
「設定」タブ→「入力値の種類」プルダウンメニューから「リスト」を選択→「元の値」に「=OFFSET(商品リスト!C2,0,0,COUNT(商品リスト!B:B))」と入力して「OK」をクリック
「データの入力規則」ダイアログボックスが表示されるので、「設定」タブの「入力値の種類」プルダウンメニューから「リスト」を選択します。「元の値」に「=OFFSET(商品リスト!C2,0,0,COUNT(商品リスト!B:B))」と入力して「OK」をクリックしましょう。
プルダウンメニューを作成できた
これで、プルダウンメニューを作成できました。プルダウンのボタンをクリックすることで、「ン」が含まれている選択肢のみが表示されますよ。
D3セルを「シ」に変更すると、プルダウンメニューの内容も変更される
D3セルを「シ」に変更すると、プルダウンメニューの内容もきちんと変更されています。以上が、Excelで検索可能なプルダウンを作成する方法の説明となります。

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